3rdポジションの練習を開始して、改めて指板を押さえる位置と音程(周波数)の関係を整理してみました。
バイオリンの指板は、ギターと違ってフレットがないため、音程をしっかりとるためには、正確な位置を押さえなければならない。
で、正確な位置ってどこ?
練習の最初は、指板にテープを張って目印としました。市販のシールも売ってますが、押さえる位置(弦長)が決まれば音程(周波数)が決まるので、簡単な計算で求まります。
平均律での計算。
l=L - L/2^(n/12)
l:ナットから押さえるところまでの長さ
L:ナットから駒までの弦の長さ
n:半音階で何番目か。0が解放弦に相当。
自分のバイオリンは、L=325mmだったので、次のようになります。
マーキングは、指間隔が0-1-2^3-4(-:全音、^:半音)となる位置にするとあります。(A線では、B,C#,D,Eにあたります)最初は、何故CじゃなくてC#なのか思っていましたが、各弦での長調の位置なんですね。(A線だと、A長調(イ長調))。納得。
自分は、マスキングテープを使いました。ほぼ、ゼロ円です。
マーキングをすると上達の妨げになるという意見もあるようですが、自分にとってはあったほうがよかったです。
ちなみに、高いポジションに行くにしたがって、指間隔が狭くなります。3rdポジションだと、1の指が表のPOS5、2の指がPOS7、3の指がPOS9、4の指がPOS10になり、POS9とPOS10の間は約10mm。指をそろえた時の中指と小指の間が自分の場合、約15mmでしたので、既に、普通に押さえると5mmオーバー。これから、もっと高いポジションにいったときはどうなるんでしょうか。
未知の領域です・・・・・