Baumkuchen’s Workshop

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ATX電源の活用方法#2-部品入手~メインSW加工

ATX電源の活用方法の続きです。部品を入手して、加工を開始します。 

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部品選定

既に3Dモデルを作る段階で確認したことですが、今回の主要部品となる端子をどうするかは意外と悩みました。たまたま手元にあった、よく見る端子です。

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これでいければ良いのですが、確認してみると案の定、ダメです。端子の後ろの寸法が長くて、基板のコンデンサに当たります。

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通販サイトで端子の後ろが短い部品を探してみましたが、比較的容易に入手できる範囲では、バリエーションはなさそうでした。結局、端子他の部品は、秋葉原にある千石電商品の通販サイトから購入。

 パネル取付面で比較すると、そんなには短くは無いですが、ネジを少しカットすれば十分と判断しました。

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パネルメータとDCDCコンバータは、Aamazonから購入しました。YouTube動画で多用されていたものです。

 部品を並べたところです。残念ががら、DCDCコンバータは上海からの輸送便の中のようで、いまだ手元に着いてません。 右下のセメント抵抗は、ダミーロード(10Ω10W)です。

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メインスイッチ

メインスイッチをシャーシに取り付けるため、一旦、全ての部品を取り外します。

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基板を外したところ。AC電源のコネクタを外すには、フィルタを半田ゴテで外さないといけません。

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熱容量が大きいので少し苦労しましたが、外れました。

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本体シャーシ加工

115V/230V切り替えスイッチがついていたところを流用して、そこにロッカースイッチを付けます。

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まずは、スイッチ寸法に合わせ、ひたすらやすり掛け。アルミと違って、鉄はしんどいですね。

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せっかくだから、艶消し黒塗装します。汚れを中性洗剤で落としたあと乾燥。右がスプレー掛けした直後。

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シャーシの底面にも塗装したので、こすれて塗装がはがれないように、この段階でにクッションを張ります。

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クッションを張ったところ。写真では良くわかりませんが、塗装のむらが気になります。底面だから普段見えないのでいいですけど。

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本体シャーシ完成

完成しました。AC電源インレットとメインスイッチもはめてみました。なんか、カッコ良いです(完全に自己満足の世界)。

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つづき

本体シャーシの加工ができたので、次はカバーシャーシの加工に入ります。こっちは、部品が沢山付くので、やすり掛け地獄が待っていることは想像に難くありません。筋肉痛にならない程度に、ぼちぼち頑張ってまいります。

 

 

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