コントローラソフトの続きです。Grblのコードの移植で問題となったメモリ容量不足をどう解決するかを考えます。
どの案を取るにしろ、一旦全部のソースコードを取り込んでビルドしてみます。ということです、案1の仮版を試行。目的は単にビルドするだけですので作動確認はしません。 まず、MLAのソースコードを一旦全部外してビルドです。例によって、リンク切れなどは、全てundefin.c/.hで対処します。 この状態でビルドすると、メモリ容量は57%の消費です。 次に、Grblのソースコードを全部、組み込んで行きます。system.cを組み込み込むと、cpu_map_pic18f14k50のIO定義のいくつかをAtmega328のものから、PIC用に変えてあげないと未定義でエラーになります。今回は、動作確認をする訳ではなにので、適当でかまわないですが、一応対応がとれそうなIO定義に変えることにしました(DDRD→TRISCなど) この様に、少しずつ取り込むソースコードを増やしていった結果、ついにビルド出来なくなりました。限界の様です。 Grbleのコアとも言える、次のソースファイルを組み込む前で、メモリ容量が94%となってしましい、どれ1つを組み込んでもビルドが通りませんでした。 と言う事で、打開策案1は、このままでは採用不可となりました。 次は、打開策案2の方向で考えてみることにします。 今回も短いですがこれで終わりです。御覧いただきありがとうございました。今後も、試行錯誤が続くとは思いますが、よろしかったらお付き合い願います。 続きです 打開策#1
Memory Summary:
Program space used 24ACh ( 9388) of 4000h bytes ( 57.3%)
Data space used 1A9h ( 425) of 300h bytes ( 55.3%)
Memory Summary:
Program space used 3C68h ( 15464) of 4000h bytes ( 94.4%)
Data space used 1D6h ( 470) of 300h bytes ( 61.2%)
今後について