Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

3Dプリンタ「VOXELAB Aquila」の改善#2

「VOXELAB Aquila」を改善した結果を書いていきます。今回は、ベッドプレートを照らす照明の追加です。

 

baum-kuchen.hatenablog.com

部品、材料

アルミのLアングルと、LEDテープを使います。LEDテープは、ずっと前に買ってあったもので、樹脂の色が若干変色してました。

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照明モジュールの組立

電源は、Aquilaの24VDCを使うことにしますが、LEDテープが12V用なので、左右に分けて、シリーズにつないで24V対応とします。また、長時間の造形を考えると照明をON/OFFしたくなるので、スイッチを付けました。

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点灯確認。OKです。

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Aquilaへの取付

照明モジュールの取付は、X軸バーのローラ固定用のネジを活用します。こうすれば、押し出し機のすぐ下を照らすことになり、また、Aquilaが動いても干渉しません。アルミLアングルがローラとギリギリだったので、やすりで少し削ってます。

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電源への取付は、裏カバーを外して、パワーサプライの余った端子を使います。パワーサプライの外し方などは、Youtubu動画を参考にしました。

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配線は、既存の配線の外からタイラップで止めました。本当は網の中を通せば綺麗なんですが、ここは手を抜きました。

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タイラップの固定は、丁度、押し出し機の後ろあたりまでです。そこから先の配線は、X軸の動きに合わせてノズル部が動くので。押し出し機と照明モジュールのスイッチのところまでは、10cm程度で配線の遊びもそんなに無いので、丁度いい感じになりました。

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使用感

写真では、カメラの輝度補正が働いて、照明OFFでもはっきり見えてますが、照明ONだとシッカリ照らされています。今まで、横から懐中電灯を当てて確認していたのが無くなるので、とっても楽になりました。

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真上から見ると、こんな感じです。

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おわりに

今回、Aquilaに照明をつけてみました。X軸フレームの後ろに付けるというアイデアも我ながら良かったと思ってます。この改善が、参考になれば幸いです。