いよいよ、立水栓を完成させます。
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セメントが固まったので、続きを作っていきます。5、6では、水道を止めるので手早く作業を行う必要があります。 立水栓の作成手順は、次の通り。 1.レンガを積む#1 2.ソケット(蛇口)の付くレンガに穴を開ける 3.ソケット、エルボーの仮組み 4.レンガを積む#2 5. ソケットを付ける ←ここから 6.蛇口を付ける 7.最後のレンガを積む 水道を止めるで、手順をイメージアップしてから、一気に進めます。 仮設置してあった水道管をカットする位置を決めます。計算上の高さである、地面から65cmの高さの所にマーキングして置きましたが、蛇口を取り付けるレンガの穴から覗いてみると、ピッタリの高さになっていました。エルボーのオフセット(19mm)を加味して、金鋸でカットしました。 レンガと壁の隙間で作業でとってもやり辛いです。カットしたあと端面のバリ取りをして完成。エルボーとソケットを仮組みして寸法のチェックをします。 その位置にエルボーを接着。接着剤が固まる前に、ソケットを仮組みしてエルボーの高さと向き合を補正します。 ついで、ソケットを接着します。ソケットとエルボーでレンガを挟む様にして固定できると考えてましたが、レンガに開けた穴の寸法がエルボーの径と同じで、これは無理と判明。はてどうしようと、しばし考えた挙句、手元にあるエポキシ系接着剤を使ってみることにしました。一応、陶器も着くとあったので。何もないよりましです。 ソケットの周囲にエポキシ接着材を塗布し、ソケットに予め接着していた短い水道管に塩ビ用接着剤を塗布し、レンガに差し込み裏のエルボーに押し込み接着。特に難しい作業では無い・・はず・・・でし・・た。 が、塩ビ接着剤を塗ったこともあってか、エルボに刺すときに少し力を入れたら、グラッと。 固まったいたはずのセメントがもろくも崩れ、穴あきレンガとその側方を止めていたレンガが外れてしまいました。 ここまで水道管を加工したところでは後戻りができないので、ソケットをレンガに固定し、蛇口まで付けてしまう必要があります。 思わぬ大誤算です。 とりあえず、接着剤が硬化するまで約30分待ちます。 とりあえず進みます。蛇口のネジ部に漏れ止めシールテープを巻いて(巻く方向は注意)、 ソケットにねじ込みました。蛇口の角度が鉛直のに位置で止まる様に、漏れ止めテープは数回巻き増しをする必要がありました。レンガが倒れないようにクランプで止めているところが、悲しいです。 水道栓を開放して、蛇口から無事水が出るこは確認できました。 本来なら、これで完成のハズですが、悲しいかな、ここからの復旧をどうしたものかと悩みました。 結局、水道管を付けたまま、レンガを少しずらし、不要なセメントを取り除いて、再度セメントを充填するしかないです。左右の支えるレンガも取り付けて、少しは強度が増すことを期待。このまま、固まって、強度がでることを祈ります。 今回の強度不足ですが、ネットで調べると水分量が適切でないと、セメントの強度が低下するとあり、どうもそのようなことが起きていたのではないかと推定。いちおう、インスタントセメントの説明書きにあるようにちゃんと水分量を測ってやったはずですが、若干流動性を得るため水を多めにしていたことが仇になったのかもしれません。復旧に使ったセメントは、ちゃんとスケールを使って、セメント、水の重さを測って混ぜました。また、セメントの強度が100%となるには、1ヵ月ほどかかるとの記事も。しばらくは、蛇口に力を掛けないように慎重に扱う必要がありそうです。 セメントが固まるまでの合間を見て、保温カバーの残りを装着します。配管部には、残りの長さ約9cmのカバーを巻きつけて完成。エルボー部は、予めカットして置いたアングル用のカバーを取り付けます。アングル用のカバーは、真ん中あたりをプラスチックのピンで止めるだけです。ただ、レンガに余計な力が掛からないように細心の注意を払いました。 3月から製作を開始した立水栓がようやく完成しました(多分)。 目標としていたゴールデンウィーク中の完成も何とか成りました。使用開始は、あと数日待って、セメントの強度が増してからにします。無事、固まっていることを祈ります。 最後までお付き合い頂きありがとうございました。 <<断り書き>> 本文中、”セメント”と書いてきましたが、正確には”モルタル”と言うそうです。 ペーストペースト = セメント + 水 モルタル = セメントペースト + 砂 = インスタントセメント + 水 ということの様です。レンガ積みー立水栓用(続き)
ソケットを付ける
水道管をカット
エルボーを接着
ソケットを接着
蛇口を取り付ける
レンガ復旧
保温カバー取付
立水栓の完成