前回、記事をアップした次の日に、アンプ基板が届きました。(11/29予定だったので気長に待つつもりでしが、届いたからには作ります)。
アンプの製作
本当に小さいです。SD端子の特性を知りたくでネット検索してもICの情報が探せなかったです。
アンプとして完成です。
システム作動点検
ちょっと大げさですが、全体をつないで、実際どの位の音がするものか、確認してみました。しっかり音(振動)が出て、回路としては大丈夫の様です。
振動スピーカの取付
振動スピーカは、響板の裏に取り付けようかとも思いましたが、前面下部の蓋を開けたところで、フレームの隙間にちょうど良さげなことろがあるので、そこに、3Dプリンタでサポートを作り、取り付けることにしました。
3Dプリンタで作ったサポートです。真ん中の丸いところに振動スピーカが乗り、横の斜めのところがピアノのフレームに挟まる構想。ネジ穴を使って、小さな金属プレートか何かで、振動スピーカを響板側に押し付ければ、シッカリ接触できると考えました。
実際、振動スピーカを取り付けたところ。金具で振動スピーカを響板側に押し付けるつもりでしたが、3Dプリンタで作ったサポートとの摩擦でシッカリと留ってしまったので、しばらくこのままでいきます。
アンプ自体もネジでピアノに固定しました。色合いがちょっと目立ちますが、茶色系なので、こんなもんでしょう。
完成
ACアダプター、AUX入力、振動スピーカの配線を行い完成です。見た目的には、目立たない感じですかね。
おわりに
作ってみた結果です。
AUX入力のレベルが低かったのか、ボリュームMAXにしないと、それなりの大きさの音はでないという点がありましたが、出来映えとしては良好です。サイレントピアノの音(電子音)が、響板を通してだと振動もそれなり(特に低音)にあり、実際のピアノを弾いている様な感じになります。ボリュームを絞れば音は小さくなりますので、夜でも十分使えます。若干の難点を言えば、高音部(最上位の1オクターブ分くらい)になると、振動スピーカが付いてこれたないのか、音といより衝撃に近い感じになってしまします。実際の電子をヘッドセットで聞いたも似たような感じなので、これは、電子音の問題かもしれませんが。また、振動スピーカが右下側にあるので、どうしても音がそこからする様に感じます。やはり、左右に振動スピーカを付けるヤマハの設計は意味があるのかもしれません。
以上、ふとした思いつきでトランスアコースティックTMピアノの真似事をしてみた結果になります。意外と簡単に出来たなということで、何かの参考になれば幸いです。
最後まで御覧頂きありがとうございました。