Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

【やっぱり動くものが作りたい】リアクションホイールを使った何か#1-プロトタイプ構想


スタックチャンを作って、何となくメカ系を作って見たくなりました。

以前から、ずっと気になっていた「リアクション・ホイールを使った何か」を作って見ようかと思います。

なお、リアクション・ホイール関連の製作記事は、下記が非常に参考になります。

homemadegarbage.com

最終的には、一輪車に乗ったスタックチャンが自由に動きまわり、自分だけのAIエージェント*1を載せて話をするといったとこが出来たらいいですね。

プロトタイプ構想

まずは、リアクションホイールに使用するモータやセンサーの基本性能の確認や制御則の設計のために実験用プロトタイプを作ってみます。

ホイール(Inertia)やフレーム類は3Dプリンタで作るつもりです。実験しながら作っていきます。

全体のシステムブロック図は、とりあえずこんな感じです。フォトインタラプタで、回転速度を測る予定です。トルク制御のための電流検出も欲しいところではありますが、それは追々。

使用部品

とりあえず手軽に出来そうという事で、普通のDCモータをメインにし、手持ちの部品を活用しつつ、幾つか部品を購入しました。

・モータ:RE-280RA(マブチモータ、3V定格)

・ドライバ:DRV8833(2ch、10V、0.8A)

・フォト・インタラプタ:EEJ-SJ5-B(OMRON、手持ち品)

・IMU:MPU9250(3軸加速度、3軸レート、3軸磁気)

・ESP32C6(XIAO)

製作

モデリング

スケッチを元に3Dモデルを作成しました。サイズ感も適当に10cm角で作ってみました。細かい所は作りながら修正していきます。モータが意外と出っ張っているので、このままだと倒れそうですが、プロトタイプなので。

イナーシャ部製作

最初に3Dプリンタでイナーシャ・ホイールを作りました。モータとの接合の仕方は、amazonでフランジを買って取り付けることにします。これが一番、高かったです。

ホイール部は、フランジをタッピングスクリューで止めて一応完成です。モータに取り付けて試運転をしてみましたが、若干軸がブレている感じです。フランジ取り付け面が綺麗に整形されていないせいかと思いますが、全体を作ってから考えます。

モータシミュレーション

一応、ホイールの慣性モーメントを計算してみました*2。3Dプリンタのフィラメント充填率は30%にしたので一様な密度ではないですか、計算質量と実測実測に合うように密度を逆算して求めました*3

また、簡易的ですが、モータに定格電圧をかけた時の回転数をシミュレーションしてみました。初速0から一定時間毎に、モーター性能線図からトルクを計算し、イナーシャを使って角加速度を計算、逐次速度へ加算というのを、表計算ソフトで求めました。早く物理エンジンでシミュレーションできる環境を整えねば!!

なお、モータの諸元はネットのカタログ情報からです。モータの箱に印刷してある無負荷回転数などの諸元がカタログと全然違う(カタログ:9200rpm、箱:8700rpm)のが気になりますが、簡易計算なのでカタログベースで計算しました。

計算結果です。回転が安定するまで約5秒ほどかかってますが、実際に回すとおおよそ6秒程度だったので、オーダーとしては合っているようです。

今後

今回は、ここまでです。

次は筐体を製作し、フォトインタラプタによる回転数計測ができるようにして、実際の速度応答を計測してみます。

そこから、慣性モーメントなどの推定を行い制御装置設計に進みたいと思います。

先は長いですが、よろしかったらお付き合いねがいます。

*1:からあげさんのXangiを想定。これは、目下、育成中。

*2:慣性モーメント - Wikipediaより

*3:PLA自体の密度は1.25g/cm^3程度とのこと

【修理】ガーデンルームのウッドデッキ修理(その2)

季節も良くなって来て、久しぶりに庭掃除をしようと思ったら、ガーデンルームのウッドデッキ部が悲惨な状況でした。今年のゴールデンウィークの半分は、ウッドデッキの修理となってしまいました。

ま、修理も好きだからいいんですけど。

現状確認

よくよく確認したら、大引きが一部腐ってました。

どうも、以前修正した時に使ったSPF材が経年劣化で割れて、そこから染み込んだ雨水で大引きが腐っていた様でした。

おまけに、ガーデンルームのスライドパネルをガイド下の板もボロボロでした。

日頃のから良く見ていれば、ここまで酷くはならなかったと思いますが、それが出来ないからこうなるんですよね。ただ、ここは、大引きが腐った理由とは別のようです。

5年前にも同じ様に、大引きの一部を交換してます。歴史は繰り返す。ですね。

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材料調達

最近は、めっきり木材も高くなってますが、最低限必要な材料を購入しました。

90mm角の角材は、1mも有れば十分でしたが丁度良い長さのものは売って無くて、結局3m物を買う羽目に。ホームセンターで車で必要な長さにカットしてもらい、残りも含めて運んでこれました。

 90×90mmx3000mm  桧角材x1(カット済み)

 38x138x2400mm SPFx1(カット済み)

 38x138x1950mm SPF x1

手順

ガーデンルームが上に乗ったままでの修理という事で、結構大変でした。

交換角材加工

 新しく買った角材は90mm角ですが、腐った角材は若干寸法が小さく、その分厚さを削る必要がありました。束柱を数ミリ削るという手も考えましたが、調整しやすい方法ということで、ルータで新しい角材を削ることにしました。

写真は、ルータで厚さを削るための治具です。ヒントは、こちらの動画になります。

https://www.youtube.com/watch?v=-Mmw_PLI1vY

ちょっと汚い仕上がりですが、無事に削れました。あとサンダーで何とか成ります。

元の大引きとの接合部は、継ぎ加工にしました。丸ノコで切れ目を入れてカットする方法は、細い木材がぱりぱり割れて気持ちいいいです。

無事に交換する角材は加工できました。3mの角材を買って、使ったのは70cmです。

仮支柱設置

大引きを抜いたあとガーデンルームを支える為、金属製の束柱を買って正解でした。

腐った大引き切断

 束柱で、ガーデンルームを浮かせた状態で、腐った大引きを交換です。まずは、該当部分を切断して撤去。写真はガーデンルーム内からのものですが、ガーデンルームに設置した照明、コンセント関連のPF管を外さずに切ったので、結構狭くて大変でした。

腐った大引きを撤去したところ。床板の下側が腐っているのが見て取れます。

撤去した大引きです。酷いですね。

残った大引きに継ぎ加工をしたところ。これは、ノコギリで何とか頑張って加工したものです。

大引交換

 交換する大引きに塗装をしたあと、継ぎ加工のところを上面を合わせて、あとは、75mmのスクリューで4か所止めて、何とか交換完了です。

レール下の床板の加工

 一般にSPF材は、厚さ38mmですが、ガーデンルームの床板の厚さは34mmだったので、そのままでは、嵌りません。前回の修理の時は、大引きをまたぐ所だけ、削ることで対処しましたが、今回、レール下の床板はそうはいきません。全面を削らないとガーデーンルームを4mm上げる形になるので、多分嵌りません。

なので、大引きを削った治具で、SPF材全面の厚さを削ることにしました。これが、結構大変です。

ルーターでち密に削ってもいいのですが、少しずるをして、5mmくらいづつ間隔を開けてルータでけずり、あとは、ノミで削って均すことにしました。

あんまり綺麗には削れませんでしたが、あとは、サンダーで誤魔化します。

ガーデンルーム照明用のPF管を通す穴も予めあけておきます。

塗装をした、交換用の床板の完成です。

腐った床板の交換

 照明用のPF管も外し、腐った床板を手前に引抜き外しました。束柱で気持ちガーデンルームを持ち上げると外しやすかったです。

レール下の床板が無い状態。中央の大引きですが、シミがありますが腐ってはいないようで安心。

外した床板です。これも酷いですね。

新しい床板に交換したところ。塗装もきれいで、気持ちがいい。

レールも復元して、元通り。一番外側の床板(割れ目が入っていたやつ)も、この後交換し、痛んだ床板は交換完了です。

幕板の交換

SPF材を幕板の長さに切って、突合せ部を丸ノコの刃を45度に傾けてカット。塗装までした状態です。

ところが、悲しいかな、安物の初心者向けの丸ノコのため、45度がカッチリでていなくで、結局、手仕上げで行うことに。疲れました。

何とか、隙間も少なくなって、素人仕上げとしては、まあまあかな。(これ以上は、モチベがつづきませ~ん)

修理完了

何とかできました。幕板で大引きの大修理のあととか見えませんが、これで、しばらくは大丈夫でしょう。多分、5年は。

最後に

ガーデンルームを設置するときに、業者から言われたんですよね。木製のウッドデッキはメンテナンスが大変ですよ。って。

当時は、”はい、大丈夫です。”といったものの、毎年の再塗装も3年位は続きましたが、間隔が徐々に伸びて、今回のような状況です。

次に大がかりな修理が必要になったら、その時にどうするか。今から考えておかないと。(その時のための記録でもあります。)

ちなみに、今回の材料費は約1万300円ほどでした。

【電気工事】コンセント増設にトライ

久しぶりに、家のコンセント増設にトライしました。

 

きっかけは、Panasonicの掃除機を買ったことです。

洗面台の横に置いて、洗面台のコンセントから電気を取るつもりでしたが、電源ケーブルが意外と短く、コンセントまで届かず。【涙】

洗面台のコンセントは、1口しか無いのと、延長ケーブルもダサいなと。

で、コンセントを増設することにしました。

壁裏の配線が最大の難関ですが、洗面台の裏には電源が来ている訳なので、そこから配線し、少し低い位置にコンセントを増設(赤線の位置)することにしました。

部品

石こうボードの裏には構造物は無いので、コンセントの埋込み枠を利用して石こうボードを挟み込むタイプの金具(C形はさみ金具)を使ってみることにしました。施工するときに、壁内に落としそうで怖いですが、慎重に進めます。

洗面台取り外し

洗面台を取りはずしたところ。予想通り、むき出しのコンセントに洗面台からのプラグが刺さっていました。(少し外れ掛かっているのは、取り出すときのもの)

改めて、見てみると、壁内には、鋼鉄製のフレーム(赤線内)があることは判明。外からフレームに穴を開けるのも至難の業ですし、配線保護とか考えたら、かなりの大工事必至です。



石膏ボードに配線穴追加

しばらく考えた後、石こうボードを少し切り欠いて、そこ経由で配線をフレームの右側に持ってくることにしました。これも、切り欠いたところが最終的に、洗面台で隠れるからできることです。切り欠いた量としては、配線(VVF)が1本通ればいいので、ほんの2cm程度で済みました。

コンセント用穴開け

ここまでできれば、あとは一直性。まず、コンセント用の穴をC型はさみ金具の説明書きに従い開けます。

コンセント配線、取付

コンセントは、埋込枠に嵌め、C形はさみ金具の片側をネジを通した状態にしておきます。

既存コンセントのところまで、壁内を通して配線を通します。これは、手探り状態ですが、VVFケーブルを湾曲させていおいて探ったら、意外と簡単に通りました。

C形はさみ金具は、最初に上側に*1ネジをはめているので、特に壁内に落とすような危険もなく、問題無くできました。

既存のコンセントにVVFケーブルを接続。かなり窮屈な感じになります。

このあと、洗面台のプラグをつないで、壁内に押し込みます。(この手のむき出しコンセントに機器からのプラグをつないで壁内に押し込んでいるケースが何か所か確認していますが、これって正規の方法なんですよね)

完成

無事完成し、掃除機のプラグも良い感じで刺さりました。めでたし、めでたし。

作業時間は、実働約2時間でした(コンセント位置決めのテープはり除く)。

費用は、手持ちの部品が有ったので、C形はさみ金具と化粧プレートで約400円でした。

*1:C形枠が重力で下がるので、逆だとやりずらい

【電子工作】カーポート駐車支援用ラインマーカ照明;自動ON/OFF化の挑戦

昨年末に作ったカーポートの照明(駐車支援用のラインマーカ)のその後です。

baum-kuchen.hatenablog.com

 

改善構想

RFリモコンのオルタネート動作によるレーザのON/OFFが出来るだけでしたが、ライン照明の消し忘れ防止や、各種センサを追加したりするため、XIAO(ESPでなく)を使ったシーケンス制御を組込みます。

また、距離センサーを使っての自動ON/OFFも行います。

シーケンス制御

と言っても極シンプルなものです。リモコンのスイッチを押して点灯、もう一度押すと消灯。点灯しっぱなしでも、60秒経ったら、点滅の後消灯です。

これを実現するための状態遷移図です。RFリモコンをモーメンタリ動作に変更し、トリガー(RF trig)として使います。(図には、距離センサからのOnTrig/OffTrigも記載済み)

で実際に組んでみたところです。大した機能も無いのにごちゃごちゃしてます。リモコンのスイッチ操作が点灯時の1回になったので少しは楽に。点灯時間の60秒も感覚で設定したら、意外といい時間でした。

自動ON/OFF化

次は、自動ON/OFF化です。センサとして、まず思いつくのが、超音波センサを使った車の接近検知です。

超音波センサは良く出回っているHC-SR04を選定しました。Amazonの表示からは分かりませんが、届いたものを見ると新型(I2C、Serial対応)でした。ただし、従来のパルス幅カウントで使ってます。

アルゴリズム検討

最初に、超音波センサをどこに置けば良いかを考えました。道路を歩く人や車に反応しない向きはどうかなど、あれこれ考えて、最終的な案がこれです。バックで縦列駐車することになるので、カーポートの後の柱から、やや内側(道路と反対)に向かってセンサを向けることにしました。このほか上からというのも考えましたが、これに落ち着きました。

検出アルゴリズムを考えるにあたって、超音波センサからの距離出力がどうなるかを想定したものです。超音波センサの出力には、ノイズや計測漏れもあるだろうとの考えです。

基本の状態遷移図へのOnとOffのトリガを生成するアルゴリズムとして考えたのが次の通りです。

超音波センサで検出した距離が

・接近の判定しきい値以下になって、1秒経ったらOnTrig

・停車の判定しきち値以下になって、10秒たったらOffTrig

 (これは、最後に車の位置を微修正する場合のことを考えて長く取った)

・接近の判定しきい値を超えるか、測定不能になって5秒経ったらOffTrig

 (家を出るとき、誤判定しても消えるように)

でプログラムすることにしました。しきい値は、実験して決めます。

距離データ計測実験

データ計測するため、WiFi付きのEPS32に計測用のスケッチを組んで、PCでデータを受信して記録しました。このプログラム(ESP側、PC側)は、AI使って書きました。このWiFi使ったやり方が意外と便利で、今後も使っていこうかなと思います。

計測結果

実際に車をバックさせて実測した結果です。黄色が距離の生データですが、1.5m以上でかなりバタついています。超音波が観測できず計測不可となる頻度がかなりあります。カタログ上は4mまで計測できることになっていますが、これは想定外でした。こんなものなのでしょうか。ネットを見ても、4m程度での計測をした例が殆どありませんでした。1m以下ではかなり安定しますが、測りたいのは距離が遠い所なんですよね。

超音波センサの作動電圧を5Vで動かして見ましたが改善されていない感じです。また、超音波なので安定しないです。もう少し追い込めば何とかなるかもしれませんが、劇的な改善は難しそうということで、まずは、これで作って見ます。

結局、データ処理で改善できないかと考え、各計測タイミングで3回計測し、差分が一定以下になったデータ同士を平均化する処理(青色)を行いました。少しはましになりましたので、制御はそれで行くことにしました。

データから接近の判定しきい値は1.5m、停止の判定しきい値は、0.5mに決定。

センサ部設置

超音波センサをケースに入れ、カーポートの後ろの柱に固定しました。センサの穴はむき出しで、本当は薄いカバーをと思ったのですが、何をやっても超音波センサに反応してしまうので、まずはむき出しです。初めからちゃんと防雨タイプのものを買わないとダメの様です。

作動確認

全てセットして、実際に車を駐車してみて使用感を確認しました。

やはり結果は、今一でした。正確に言うと機能は想定した通りで問題なし、問題は、超音波センサーの性能です。現状1.5m位から反応しますが、これだともうガイドが要らないフェーズになってしまいます。最後の位置の確認は出来ますので無駄ではないですが、もう少し早く(最低2.5m)距離が出て欲しい所です。

おわりに

今回、シーケンス制御を組んで、自動ON/OFFにトライしました。なんとか形にはなりましたが、超音波センサの性能がネックですね。自動ON/OFFはこのままでは、実用的ではないでが、リモコン操作はできるので、しばらくはこのまま使って行きます。

別の方法や超音波センサの性能改善がなんとかできないかトライするつもりではいますが、いつになるのやらといった感じです。

今回も、大した内容ではないですが、皆さんの何かのお役に立てたら幸いです。

 

【生成AIを使わず電子工作】カーポート駐車支援用ラインマーカ照明

だいぶ寄り道しました*1が、最初に作ろうとしたSwitchbotのデバイスは出来ず。何を作りたかったんだっけと、振り出しに戻って(生成AIを使ってということは諦めて)、カーポートの照明(駐車支援用のラインマーカ)を作ります。

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構想

駐車場に縦列駐車する際に、雨の日など、道路と駐車場の境目が分かりづらく、道路にはみ出ないように何回か入れなおしたりしてました。単に、下手くそという話も。

なので、レーザ光で境界にラインマーカを表示させるというものです。

 

最初は、車が駐車場に近づいたら自動的に表示するように考えてましたが、単純にリモコンで、レーザーのライン照明をON/OFFすることにします。将来的に、ライン照明の消し忘れ防止や、各種センサを追加したり、Tape LEDで装飾したりできるよう、ESP32を組み込めるようにはしようとは思います。以下、システム構成図ですが、今回は、RemoteContに直接LEDをつなぎ、RelayModuleから下は無しです。

コントローラ外観。例によって、3Dプリンタでケースは作ります。緑:DC-DC、青:リモコン。

部品

レーザーダイオード(緑、ライン)。これが一番高い部品。

DC-DCコンバータ。以前作成した、水洗機の12V ACアダプタからの電源を流用し、5Vにステップダウンするために使います。

RFリモコン。買ってから分かりましたが、中のスイッチで、モーメンタリ動作とオルタネート動作が変更可能でした。良かった。

リレーモジュールとSeeeduino XIAO。在庫品です。(今回は未だ使用せず)

事前確認

簡単な構成ですが、念のため事前につないで一通り確認。

レーザー部

カーポートの端に取り付けて、レーザを下向きに照射します。最初はレーザ照射レンズもカバーで覆うつもりでしたが、取付後の焦点調整、ラインの向きの微調整が可能な様にむき出しにしました。

コントローラー

単なる箱。カーポートにネジ止めするフランジがあるだけ。今回は、内臓品は特に固定せずそのまま入れるだけです(良い方法を考え付かなかった)

装備

レーザマーカをカーポートに取り付けた所。M3のスクリューを軸にレーザ照射位置(ラインの位置)を道路側/車側に微調整します。

コントローラは、道路側から見えないところに付けました。雨にも直接掛からない位置ですが、配線の防水対策などは追って実施予定。

作動確認

ということで、組立、実装は1日で完成したので、早速、動作確認。昼間だと殆どラインが見えませんが、夜には写真の通り、バッチリです。サイドミラーから見る関係上、後輪より後ろを照らすと丁度良い感じでした(これは事前確認で分ったこと)。

おわりに&今後

とりあえず、初期の目的は達しました。駐車場に車庫入れする前に、一旦、リモコンでラインマーカをオンとする面倒はありますが、一応、使い物にはなりそうです。

追々、車の自動検知(どうするかは全く考えてません)ができたらなと考えている所。出来たら、AI使って車の検知とか?

今回も、大した内容ではないですが、皆さんの何かのお役に立てたら幸いです。

 

*1:生成AIの面白さにハマって

【 AIで作る】ボーイングチェッカー#2

今回は、物理的なものを作っていきます。USBカメラの固定治具(ステー)です。

baum-kuchen.hatenablog.com

カメラステー

イメージ詳細

3Dモデルを細部まで作り込みを行いました。最終的には、カクカクした形ではなく、丸味を帯びた形にしたいですが(エッジがバイオリンに当たって気づ付けないようにという意味もあり)、今回は基本形状の確認ということで、次のようになりました。

部品

形が出来たので、3Dプリンタで部品作りです。PLAは、手持ちの緑色のもの。

各部品は、瞬間接着剤で付けていましたが、印刷面が平らでないと付きが悪いのと、少し古くなったせいなのか付きが悪いです。ネットを検索してPLAには、プラモデル用の接着剤も使えるということで活用。

カメラ取付部

カメラ取付部は、カメラから飛び出た枝の球状部分を挟む形。摩擦でいい感じに微調整できるようになりました。

バイオリン固定部

バイオリンへの固定は、上下から挟む形にしました。接触部には、フェルトを貼っています。蝶ネジのようなものが無かったので、M3ネジとナットで代用。

装着状態

ステーとカメラを装着した状態です。

上から見た様子。弓との干渉はなさそうです。

プログラム

カメラ位置が固定されたことから、実際に画像を表示させながらプログラムを修正しました。まずは、ガイド(弦、駒)の位置、大きさを手修正しました。弓の検出アルゴリズムはチューニングしていないので、赤線ずれてますが、なんとなく角度はあっている感じですね。

今後

大体、形が出来てきたので、プログラムをチューニングに移ります。プログラムには、バイオリンの位置検出と弓の位置検出が入っていますが、カメラをステーに固定するのであれば、バイオリン位置検出は不要ですね。

それと、結構問題なのが、カメラ画像を見てもわかるように、弦は完全な平行ではなく、かつ、カメラ画角が少し駒から指板側を見る形になるので、弾く弦(G、D、A、E)によって、弓が完全に直角にならないことです。ここをうまく補正して角度検出できるかは、やって見ないと分からないです。

あと、カメラ画像を見ながら弾けるか(練習になるか)は、もっと問題ということで、今後、いろいろ試してみようとは思います。

結局、また、使い物にならないものになるかもしれませんが、よろしかったらお付き合い願います。

【 AIで作る】ボーイングチェッカー

先日、と言っても早3ヶ月、バイオリンの発表会に出て、自分のボーイング(の角度)を客観的に見ることで、ボーイングのレベル向上が今年のテーマになりました。

 

以前もこんなものや

baum-kuchen.hatenablog.com

こんな物を作ってますが、結局は。使い物にならず。まあ、そうでしょう。

baum-kuchen.hatenablog.com

そのうち、ちょっとは上手になったので道具の助けは、要らなくなりました。

と、思っていたところの先日の発表会でした。

 

前回までの作品は、強制的に弓の角度を矯正する物でした。今は、意識すればそれなりに弾ける様にある程度なってきたので、状況を正確に把握することが重要と考えました。

普段は、小さい鏡を見て練習してますが、正確に角度を見れる工夫が欲しいな。車のバックモニタ見たなのが。

と、言うことで、特に用途もなく買ったRaspberry PIを使ってボーイングの角度を客観的に確認するツールを作ることにしました。

構想

構成は簡単です。USBカメラ、Rasberry Pi、AIです。駒のあたりの真上からUSBカメラで、弦と弓を撮影し、httpサーバをたて、リモートPCで表示させるだけです。

USBカメラは、以前買ったELECOM製の廉価なものです。台から外してカメラ部のみ使用します。

製作

httpサーバプログラム

最初は、Claude codeを使い、バイブコーディングです。お試しの1ヵ月の課金で使っていたので、途中からGemini CLIの力を借りました。

www.anthropic.com

cloud.google.com

最初に目的として、弓が弦に対して直角かをリアルタイムで確認するアプリを作ることを伝え、いくつか構想を指示して、まずは、要件定義書を作成してもらいました。

 

次に、要件定義書に基づいて、雛形アプリの作成を指示。

ClaudeCodeは、バックエンドをPythonOpencv+ flask・FastAPI 、フロントエンドをHTML5+JS+CSSで実装してくれました。

 

雛型が出来たことで、GUIや処理内容について、追加の指示をして、要件定義書にも反映することを指示しました。

  •  バイオリンのガイドの形、色、位置等
  •  弦の認識アルゴリズムの精緻化
  •  弓の検出アルゴリズムの具体化
  •  表示レイアウトの改善

 

ここまで、一切、自分ではコード作成/修正せず、出来上がったものが次のものです。大体、意図した感じのものが出来ましたが、弓の認識アルゴリズムが正しいかなどは詳しく見ていく必要があります。また、最後、Gemini CLIを使ってGUIを仕上げたので飾り気のない感じになりました(Gemini CLIアルゴリズムは強いがGUIは少し弱いと言っている人もいるようす)。

プログラムの細部のチューニングは、実際の画像を食わせてから行うことにしました。

カメラステー

次は、USBカメラをバイオリンに固定するステーを作成します。イメージは次の様なものです。演奏時の邪魔にならない様に、バイオリンの左の所からステーで片待ちで支える形としました。部品は3Dプリンタで作りながら、細部をチューニングしていきます。

カメラは、15gと軽いので良いですが、バイオリンへのステー固定は、ちょっと工夫がいるかと思います。クランプ固定もありですが、簡便性と何と言ってもバイオリンにキズをつかないこと。

 

今後

カメラステーの製作は、もう少しかかりそうです。そのあと、プログラムのチューニングも。

完成しても使い物になるかというのが一番大きいですが、宜しかったらお付き合いください。