Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに【第9週目】扉の製作

今週は、いよいよ難関の扉を作って行きます。

baum-kuchen.hatenablog.com

作業のイメージ

今回の作業範囲(紫色:取付、茶色:製作)です。

収納庫の壁パネル取付

扉製作の前に、先週作った収納庫の左右壁パネルを取付てしまいます。

予めパネルのフレームに下穴を開けます。インパクトドライバーと少し干渉するのでビスが僅かに斜めになってしまいますが行けるでしょう。

左壁パネルを取り付けたところ。角材が歪んでいたのでテーブル部と隙間が出来てしまいました。

右壁パネルの取り付けです。若干すきまが。白い塗装だと、砂埃ですぐ汚れますね。これも味か。

全体像はこんな感じに仕上がりました。まずまずです。

扉の製作

枠板の45度カット

丸ノコガイドに45度となる様に板を両面テープで固定して、全部の枠板を一気にカットしていきます。それでも丸ノコガイドの加工精度も丸ノコ自体のベースプレートの精度もイマイチなところがあり、ピッタリには出来ない気がします。この精度向上が目下の懸案ですが。

加工した結果は、上出来な感じですが、床に並べて見ること合わせ面に僅かな隙間が出来てしまいました。

一見良さげですが、

少し隙間が。枠板の組み合わせで多少小さくなりましたが、まだ残っているので組み立て時に修正して行きます。

ベニヤ用溝堀り

先日作った治具で溝堀りです。枠板を治具に押し付けていないと溝が蛇行してしまうので注意が必要です。いちいちクランプで固定すればいいだけですが、少し手抜きをしてしまい、数箇所やらかしてしまいましたが、あとでペイントすれば分からなくなるでしょう。

下から2枚目が波打ってます。

化粧加工

このまま組み立ててもいいんですが、せっかくトリマーがあるので、枠板の内側を少し化粧加工をして見ることにしました。たた、枠板の暑さが薄いので化粧加工と言っても少し段差をつける程度です。

ベアリング付きの丸面ビットを枠板の側面に押し当てて削り取りますが、何とベアリングが丁度ベニヤを嵌める溝にハマってしまうではないですか。急遽簡易治具を使ってトリマーのプレートを治具に当てて削るように対応しました。

少し分かり辛いですが、削れました。

枠板を並べて見ると、こんな感じです。

ベニヤ板のカット

次は、扉の中に入れるベニヤ板を切っていきます。始めは丸ノコでカットしようと思いましたが暑さ4mmなのでカッターで行けるのでは?と。で、何回もカットしたら綺麗に切れました。

仮組&仮設置

一旦、仮組みして問題が無いか確認します。ベニヤを組んだことで、かなりしっかりしますね。

この状態で、パーゴラに置いて見ました。

寸法的には良さそうです。

ビス止め加工

枠板は、接着剤で固定しますが、強度を確保するため、横からビスを打ちます。枠板が薄いので事前に下穴加工をして仮止めして置きます。

扉組立

後は組み立てるだけです。接着面をしっかり圧を掛けたいところですが、コーナークランプは持って無いので、またも簡易的な治具を作ってやります。余り力を掛けすぎると寸法がズレてしまうので力加減が難しいです。(ビスで止めてからやれば良いと思うでしょうが、全ネジしかなかったので、最初にネジを締めると、わずかに隙間が空いてしまいます。)

接着剤が固まったら横からビスを止めますが、枠板の面を揃える目的も兼ねて裏から四隅に当て木を接着しました。45度にカットした時の端材処理にもなってます。四隅に揃えて付けると、床に干渉するので、あえて板1枚分の隙間を開けています。

扉完成

ということで、難関の扉が組み上がりました。初めてにしては、結構うまくできたと思います。これから塗装して、蝶番取り付けですか、左右扉の寸法が若干差があるので上手く目立たない様につけられるか何課題です。

裏面。

まとめ

今回、難関であった収納庫の扉を製作しました。後は、塗装して、扉をパーゴラに付けるだけです。3月中の完成は目前です。週末、雨が降らないことだけを祈ります。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。

費用

  • 材料代:¥36,048(+¥取っ手;¥1,196)
  • 工具代:¥14,825

作業時間

  •  買い物:7時間55分(+15分)
  •  工作:66時間10分(+7時間40分)

完成まであと一歩、宜しかったらお付き合い下さい。

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに【第8週目】収納部の左右壁パネル

今週は、収納部の左右壁パネルを作ります。

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作業のイメージ

今回の作業範囲(紫色)です。

杉板カット

左右の壁パネルは、高さと幅がそれぞれ違うので、120mmの杉板を縦に細く切って、ピッタリになる様に調整します。板毎に直線が出ていない所があるので、サイドをカンナで削って微調整しました。
右の壁用です。これは、単純な長方形です。

こっちは、左用。杉板の側面が扉用の支柱に隠れる様にしたため、フレームとの取り合いで、角材の位置が両端には来ません。

杉板塗装

組み立てる前に、両面を塗装します。殆ど雨に掛からないと思いますが両面きっちり塗ります。塗料は2缶目になりました。

扉枠カット

塗料が乾燥する間に、扉用の枠板をカットしておきます。枠板は、45度で付き合わせるつもりなので、後で再カットします。

溝加工治具

枠板は、真ん中に4mm厚のベニヤを入れるので、板の側面にトリマーで溝を掘ります。正確に板の中心に溝を掘る為、簡易的な治具を組み立てました。トリマーのプレート幅が90mmなので、トリマーのプレートを左の板に付き当てると、丁度45mmのところに溝が掘れる勘定です。

試しに端材に溝を掘って見たところ。だいじょうぶそうです。

壁組み立て

塗装が乾いたので、角材に杉板をビス止めしてパネル状に仕上げます。寸法も角度精度も当てにならないので、究極的に現物合わせで端から一枚づつ止めて行きました。

左パネルです。一見、完成の様に見えますが、そもそも幅を間違えておりました。

一旦組み立ててから、カットしました。

加えて、一番奥のパネルは、テーブルのフレームと干渉するのでカットする必要がありました。そこら辺は、臨機応変に。DIYですから。

右パネルです。こちらは、素直に組み立てるだけでした。

完成イメージ

以上でパネル完成です。後は取り付けるだけでですが、パネル端末を少し削ったのでタッチアップする必要があるので、時間的に、今回はここまでで終了です。

パーゴラに仮置きしてみました。

右パネルです。ちゃんと固定すれば、面一になります。

左パネルです。扉用の支柱に板が隠れる形です。

まとめ

今回、収納庫の左右の壁パネルまで完成しました。後は、難関の扉を作るだけです。何とか3月中には完成しそうな所まで来ました。ゴールは間近です。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。

費用

  • 材料代:¥34,852(+¥1,408ベニヤ板)
  • 工具代:¥14,825

作業時間

  •  買い物:7時間40分(+15分)
  •  工作:58時間30分(+6時間20分)

完成までもう少し掛かりますが、宜しかったらお付き合い下さい。

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに【第7週目】テーブル、床板貼り完成

今週は床、テーブルを完成させます。

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作業のイメージ

今回の作業範囲(深緑)です。

テーブル板整形

板の四隅をカットして、ピッタリはまるようにしました。一番奥の板は、全体の幅もカットしています。

床板整形

同じく、床板も4隅と扉用の支柱のところをカットしてピッタリ嵌るようにしました。

扉用カット

床板の前面は、扉が来る側は、扉の厚さだけ更にカットします。

最終的には、こんな感じになりました。扉に使う角材を並べてみました。扉を閉めたとき、床板材でストップするイメージです。

サンダー掛け

塗装前のサンダー掛け。一旦はめてみます。

写真では良く分かりませんが、板全体が白っぽく明るくなりました。

塗装

今回は全部で板8枚なので、壁の時より楽でした。この時点で裏表全て塗ってしまいます。

キャッチャー用加工

最終的に、板を取り付ける前に、扉用のキャッチャーを固定する角材を取り付けます。

下から見るとこんな感じ。(写真は板を貼った後に撮影)

板貼り

例によって、板が反っているので色々工夫しながら、出来るだけ平らになるようにビス止めして行きました。右側のストッパーは、右側壁が付く位置になります。

床、テーブルも一気にビス止めして、今回作業は完了です。

心配していた強度ですが、体重を掛けると若干たわむ感じですが、通常のガーデニング作業では問題無いでしょう。

まとめ

今回、床、テーブルの板張りまで完成しました。これで、約3/4は出来た感じです。左右の壁は、そんなに時間は掛からなそうなので、難関は扉ですね。いずれにしても、ゴールは間近といったところでしょうか。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。

費用

  • 材料代:¥33,444
  • 工具代:¥14,825

作業時間

  •  買い物:7時間25分
  •  工作:52時間10分(+7時間20分)

完成までもう少し掛かりますが、宜しかったらお付き合い下さい。

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに【第6週目】壁完成

今週は壁を完成させて次に進みます。

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作業のイメージ

今回の作業範囲(壁塗装と深緑の枠)です。

板貼り(続き)

壁を止めるビスを全部固定しました。一気にビス止めをすると短時間で出来ますね。

壁完成

壁を塗装しました。サンダー掛けがそこそこなので、年輪に沿って少し色が付いてないところもありましたが、何回か追加で塗装し、ほぼ均一に塗れました。全体工程の半分くらいは出来たでしょうか。

床、テーブルの作成

どんどん作業を進めていきます。

枠塗装

枠は直接雨に掛からないけど、雨がしみ込んで腐るのを防止するため、一通り塗装します。

床枠取付

クランプで位置決めして、パーゴラに65mmのビスで固定します。ほんと、インパクトドライバーがあって正解。

床フレームが取り付きました。枠の真ん中辺りを押すと若干撓みますが、板を貼れば何とかならないとかなと、若干、希望的観測を。いざとなったら真ん中にブロックでも置きます。

テーブル枠取付

同じ要領で固定していきます。パーゴラの2x4材とフレームが面一になるように当て木をしています。

フレーム取付完成。

完成?

と、言いたいところですが、よく見たらトンデモない失敗をしてました。フレームの横桟が、テーブルと床で同じ位置に来ないといけないのに、10cmくらいずれてます。確認すると、床のフレームを左右反転して取り付けてしまったようです。あれだけ確認していたはずなのに、と思いますが、間違いは間違い。床を貼る前に分かったのでよしとします。

さっさと修正しました。

扉支柱

続いて、扉用の支柱を取り付けます。支柱は、左側の扉用です。右側はパーゴラの柱に直接取り付けます。

あとからでもできますが、最初に蝶番の取付溝をルータで掘っておきました。

支柱の下側は、床フレームの下からビス止めできないので、支柱の裏から斜めに床フレームにビス止めします。目隠し板を付けるときは、ビスが飛び出て何回か修正を繰り返してしまったので、今度は、予めビスが飛び出ないか確認しておきました。

テーブルと床のフレームに支柱をクランプで固定してから、ビス止めします。

支柱裏からのビス止めの様子。ビスが飛び出ずに止められました。柱が下のフレームとずれているのは、わざとです。収納庫になるところの左側(写真では右)の壁の杉板材の厚みだけずらしています。

支柱の取付完成。

テーブル板カット

今日は、テーブルに貼る杉野地板のカットまで。カットしたものを載せてみました。実際には、作業性を考えて床側から貼って行きます。

まとめ

今回、壁が完成しました。また、床、テーブル用のフレーム、扉支柱まで形ににすることができました。床、テーブルができるとかなりゴールが見えてきます。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。

費用

  • 材料代:¥33,444(+¥3,828;ペイント)
  • 工具代:¥14,825

作業時間

  •  買い物:7時間25分(+15分)
  •  工作:44時間50分(+5時間15分)

完成までもう少し掛かりますが、宜しかったらお付き合い下さい。

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに【第5週目】壁を作る

これから、壁を作って行きます。3連休中にできるといいんですが。

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作業のイメージ

今回の作業範囲(ピンクと茶色)です。

杉野地板材のサンダー掛け

杉野地板材は、表面がざらざらで、塗装前のサンダー掛けをしておきます。壁用に11枚使うので、これだけでも大変でした。ついでに、床、テーブル部の角材もできるとこはやってしまいます。

見た面は、殆ど分かりません。切りがないので、後で塗装することを考え、ある程度のところで終了。それでも、ガーデンルーム内に粉まみれでした。

マスクはしてましたが、・・・。

目隠し板取付

板を貼ってしまうと作業が出来なくなるので、最初に目隠し用の2X4材をパーゴラ横に取り付けます。あとから、これに杉板を物置にピッタリ付けて打ち付けるつもりです。

2x4材は、パーゴラの柱の裏から斜めにビス止めをするだけです。

ビスはかなり鋭角に打たないといけないですが、柱の裏から斜めのビスを打つので、やりずらくて(特に下部)、ビスが飛び出してしまいました。

3回目でようやく成功。かなり汚くなってしまいましたが、パテで埋めて塗装して誤魔化しました。

壁用横木の取付

横木に下穴

午前中は雨で、外での作業が出来なかったので、下準備として横木に下穴を開けておきました。こういう準備作業的なこまごました作業が、時間を食いますね。

横木の取付

クランプで固定して、ビスを打つだけ。例によってフェンスが邪魔なので、途中まで手で絞め込んで、インパクトドライバーがかろうじて入るようになった最後の部分はインパクトドライバーで絞めてます。

アンカーとの干渉

横木は325mmピッチで等間隔に5本入れるつもりでしたが、一番下が、丁度パーゴラを支えるアンカーに干渉してしまいました。アンカーボルトをブロック塀に打ち込むときに、横木のことまでは考えられなかったですね。

仕方ないので、急遽、下段の横木は両側ネジ1本で止めるように長さをカットしました。

横木取付完成

残りの横木は、間隔、水平を確認しながら設置完成です。

バラス敷き

床を貼ってしまうと見えなくなるところですが、土のままだと雨のあと泥はねで汚くなるのと、多少は雑草対策になるかなと思い、余ってしまったバラスを一面に敷いて見ました。バラスも全部処分でき、見栄えもそこそこになりました。

杉板貼り

いよいよ板貼りです。

杉野地板の塗装

その前に、裏側になってしまう面とサイド部分を塗装します。板材は、反りの関係上、「木表」を表面に持ってくると良いということなので(木表・木裏と反り)、木裏側を先に塗装します。

板張り

杉板は板厚が12mmなので下穴を開けなくても十分取付可能ですが、目印を兼ねて予め下穴を開けておきます。あとで気づきましたが、位置(高さ)がずれてますね。

最初の一枚を貼ったところ(未塗装の木表が見えてます)。杉板の上面がパーゴラの桁と同じ高さになるようにしています。

垂木に合わせカット

2枚目は、パーゴラの垂木に掛かるので、その部分を切り欠いてあげます。

ノミの切れが悪いのと杉板に粘りがないせいが、切り欠き部はボロボロ。見えなくなるところなので仕方無いです。

少し切り欠き過ぎました。

板の反り

意外と苦労したのが板の反りでした。ビスを32mmの全ネジを使ったのも良くなかったかしれません。最初は全部の板を止めてから一気にビスを止めようとしましたが、それだと板をクランプできなくなってしまうので、1枚1枚、ビス止めをしていくことにしました。

少し反ったまま取り付いてしまいましたが、これが限界。もう、奥の方は手が届きません。

最後の一枚

なんだかんだで残り1枚となりました。残り一枚は、寸法が余るので、1cm程カットしないといけません。仮に置いて裏からカットするラインをケガキます。

下側は、地面から5cm程浮いています。

縦に細く切るのは体制的に辛かったです。切り口にはカンナを掛けて寸法の微調整をしました。 

板貼り完成

最後の一枚を貼った所です(ビス止めは未完ですが)。雨だったので最後の塗装は次週です。

床、テーブルのフレーム

壁の塗装の代わりに床、テーブルのフレームを組み立ててしまうことにしました。

真ん中の桟は、収納庫の扉の位置と関係するので位置決めは慎重に行います。

パーゴラに嵌めて見ました。いい感じです。

一旦、外して、塗装、板貼りをして再度取り付ける予定です。

まとめ

今回、壁を作るところまで何とか進みました。天候の関係で、最後の塗装が出来てませんが。

次からは、壁の塗装を一気に仕上げ、いよいよ床とテーブルを組付けて行きます。今の所、目標であった3月末完成は間に合いそうです。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。

費用

  • 材料代:¥29,616(+¥1,344;扉用角材)
  • 工具代:¥14,825

作業時間

  •  買い物:7時間10分(+30分)
  •  工作:39時間35分(+10時間55分)

まだ先は長いですが、宜しかったらお付き合い下さい。

(2024.3.2修正)

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに【第4週目】パーゴラ完成

パーゴラを完成に持っていきます。

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パーゴラの完成イメージ

パーゴラの完成イメージです。

杉角材のカット

パーゴラが完成したらすぐに壁貼りが出来る様にサポートの横木にも塗装していきたい所です。他の部材にも塗装できるようにと杉角材を全部切ってしまいます。

カットするのになんだかんだ時間を要して、杉野地板材を打ち付ける横木しか塗装できませんでした。

アンカー設置

フェンス基礎にアンカーボルトを打ったので、パーゴラ下部とつなぐアンカーを設置します。

寸法確認

いくつかのステンレスステーを組み合わせて作る構想なので、ホームセンターの売り場で売ってる現物を見ながら考えます。なので、買い物前に、パーゴラを組み立てた後の実際の寸法を測っておきます。13cmでした。

材料購入

アンカーを45度の角度で設置しようとすると、135度のステーが必要になりますが、ホームセンターでは90度のアングルが殆どで、何とか探して出して購入出来ました。本当は、圧縮側にも耐えられる様に中間の部材はLアングルにしたかったんですが売ってませんでした。

仮組確認

135度ステーを2つ使い、こんな感じで熊合わせます。ステーの面間が丁度13cmになる様に出来ました。

金具施工

真ん中のステーは、一穴分長いのでカットしました。金鋸が鉄用だったので切るのに一苦労。

アンカーボルトに仮組みして、パーゴラの固定場所に写し穴をします。

下穴を開けようとしますが、フェンスにドリルドライバーが当たって垂直に開けられません。

仕方ないので、下穴用ドリルをビットが替えられる短いドライバーに差し込んで、力技で何とか空けました。

後は、ナット、ボルトビスで固定して完成。アンカーが無い状態でもパーゴラはびくともしなかったので本当にいるのかと思いますが、出来ることはやって置きました。

トップ(垂木)固定

最後にBAR(垂木)を固定します。下穴を開けて置いたので、作業は比較的簡単。とは言え、クランプをしっかり使いました。

両端BARの前側は、下穴を柱に開けないと行けないことを後から気付きました。

 

一見綺麗に固定出来た様に見えますが斜めのビスは木材が変に削れて汚いです。

前側も垂木のカットが多過ぎて少し隙間が開いてしまいました。殆ど目立ちませんが。

パーゴラ完成

と言うことで、パーゴラ完成です。

少し上からも撮影して見ました。最終的にポリカーボネイトの屋根を付けるかも知れません。

まとめ

今回、ようやくパーゴラが完成しました。気休めかもしれませんが転倒防止対策も一応とりました。次からは、いよいよ壁貼りに突入します。今の所、概ね予定通りの日数で進んでいます。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。

費用

  • 材料代:¥28,272(+¥3,236アンカー用金具)
  • 工具代:¥14,825

作業時間

  •  買い物:6時間40分(+30分)
  •  工作:28時間40分(+4時間30分)

まだ先は長いですが、宜しかったらお付き合い下さい。

(2024/2/25修正)

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに。【第3週目】パーゴラ本体まで完成。

3連休を利用してパーゴラを作っていきます。

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パーゴラの最終設計

見た目はあまり変わっていないかもしれまぜんが、パーゴラの最終設計版です。BAR(垂木)の部分が手前に少し傾斜しています。

BARの加工

1日目。パーゴラ上部のBARから加工します。

角を落とす

先端を斜めにカットするだけですが、7本の形を揃えたいので、一本一本、角材を丸ノコ治具として固定してカットしました。斜めにカットすることは余り無いですが、汎用の治具を作っても良いかも。

溝カット

トップの横棒(桁)にBARが乗るところをBARの傾きに合わせて切り欠きます。最初にBARの傾きを模擬して、切り欠き部のマーキングをします。写真右側がパーゴラの奥側になります。

切り欠き部の角度が浅く、ノコギリでは難しいので、切り欠きの前側にノコギリで切れ目を入れてあとはノミで仕上げました。写真はイメージ。

2本面は、最初の物から寸法を写しとり加工します。両端のBARと内側のBARでは切り欠きの大きさが若干異なります。

切り欠き部が不揃いなのは大目に見てください。


塗装

いよいよ塗装です。一気に塗りたい所ですが、置いておくところも無いので、小分けにしての作業です。まずは、大物から。

2面塗装

最初の2面を塗ってしばし待ちです。その間に、実際はBARの加工をしてました。

残り面塗装

残りの面と小口を塗って終わりです。

BAR塗装

BARも2面ずつ塗って完成。

材料購入

塗装が乾くまでの時間を利用して追加の部材を買ってこようと考えてましたが、中々、時間通りには行かず、結局1日目の夕方に。買い物時間が意外と掛かっていますね。

パーゴラを束石の金具に固定するためのボルトスクリューとワッシャー。束石の金具の穴径が意外と大きくて、後からワッシャーを追加購入してます。

直接雨に濡れるスクリューは、耐食性の強いイオニスカートのスクリューを追加で買ってきました。イオニスコートというのは初めて知りましたが、さびても元のに戻る性質があってステンレスより良いと書いてありました。

壁用の杉板などです(写真は翌朝撮影)。

ラダー組立

2日目。ラダー部(柱部)の組み立てからです。横の2x4材は、テーブル部とフロア部の高さの基準になるので正確に位置を決めています。4つの束石の高さの違い(最大で4mmもありました。)を吸収するために、止める位置を微妙に変えています。

この組み立てからインパクトドライバーを使い出しましたが、ネジがすいすい入って行きますね。もっと早く、買っておけばよかったです。ドリルドライバで下穴を開けて、インパクトドライバーでスクリュー止めと二刀流ができるのも時短になっていいです。

一組の横棒が固定出来れば後は作業が楽です。メジャーで何度も測りながら1つめのラダー完成です。

出来た物を束石に置いて見て、寸法、水平は問題無いようです。

いよいよパーゴラ組み立て

仮設置

左右のラダーを束石上に組んで仮組みしてみました。全体の大きさのイメージも掴めました。

テーブルが乗る所の水平も問題ない様です。2日目の作業は、ここで一旦終了です。

ここに来て問題が発覚

2日目の夜、3日目はパーゴラ完成と考えてましたが、ここに来て大問題が発覚。

です。

正直、風について、何とかなるだろう位で余り気にしてませんでした。パーゴラだけなら束石に固定することで何とかなりますが(以前作ったものも特に問題になっていない)、今回、パーゴラにを設置し、下部は物入れにします。風による力がどの位か改めて試算して見るとかなりやばいそうです。きゅうきょググってそれなりの計算をして見ました。

強度計算

壁の寸法は、高さ1.8mの幅1.5mにもなります。家と家の間なので、まともに風が当たらないとしても、台風にも耐えられる必要があります。

問題は、パーゴラが前後に転倒してしまうリスク。束石は上からの力は支えてくれますが、引っ張る力は弱いはず。

建物に掛かる風圧力は、建築基準法によって決まっている様で、ググった限りでは次の計算で、約77Kgfと出ました。大人1人分ですから相当です。

パーゴラ自体の剛性は十分あるとすると、前後に掛かるモーメントをどうにかしないといけません。パーゴラの自重と束石によるモーメントを計算しても全然足りません。束石が地面に拘束される力もありますが、計算方法が良くわからにこともあり、無いものとしました。

何とか対策を取らないと、パーゴラの組立に進むわけにも行きません。フェンス束石の様に深さ45cm位掘れば済むかも知れませんが基礎を全面的にやり直しなので結構辛いです。何とならないものかと1日思案した結果、束石設置でじゃまになった元々のフェンス基礎を活用することにしました。

フェンス基礎に、アンカーボルトを打って、パーゴラ下部とアンカーをステンレスバーで繋ぐ構想です。これなら、アンカーだけ打っておけばパーゴラ組立に進めます。

アンカーをホームセンタターで見つけたサンコーテクノ社のオールアンカーSC-645(引張強度3.9KN)を使うとして計算して見ると、何とか行けそうです。

ブロックにアンカーボルト打ち

パーゴラ組み立て前に、最低限アンカーだけは打っておかないと行けないので、早速ホームセンターて部材の調達をしてきました。センターのピンを打ち込むことで施工できるしろものです。

インパクトドライバーの出番です。束石のセンターを通る所にアンカーを打ちたかったのですがインパクトドライバーが束石の羽子板と干渉します。残念。

穴を開けたらアンカーを差し込みます。

センターピンをハンマーで打ち込んだら、アンカー設置の完了です。これで300Kgf以上を支えるわけですから凄いです。

これで、漸くパーゴラ建設に移れます。

パーゴラ組み立て(続き)

トップ(桁)固定

パーゴラを立て、トップの2x4材(桁)を固定する位置をクランプで決めます。高い位置での作業になるので、2x4材には、予めBAR固定用も含め全ての下穴を開けておきました。

一旦、パーゴラを束石に仮固定します。

柱の垂直も確認してから、

ビスで止めます。やはり、インパクトドライバーは、こういうときも楽ですね。つい、ビスを打ち込み過ぎてしまいましたが。桁の下に見える三角の部材は、クランプ固定する前に桁の片一方を載せて置く仮の台です。これがあると、一人作業が大変楽になります。

もう片方をビス止めするところです。2x4材がねじれているせいで、隙間が空いてます。

ビス止めをしたあとです。ぴったりくっ付きました。

最後に、一通りの材料をビス止めしたあとに、再度、パーゴラの垂直を確認してから、束石に固定するボルトスクリューを固定して作業終了です。

本体設置完了

ということで、パーゴラ本体の組立完了です。3日かかりましたが、何とか形にはなったと思います。

まとめ

今回、ようやくパーゴラ本体が完成しました。トップ部の組立は小一時間もあれば完成すると思います。その後、壁張ですが、その前に最も重要な転倒防止対策を完了させないとです。その都度問題発生しておりますが、何とか前に進んでいます。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。意外と買い出しに時間がかかっています。

費用

  • 材料代:¥25,036(+¥8,537杉野地、杉板、金具他)
  • 工具代:¥14,825(+¥937コンクリートドリル他)

作業時間

  •  買い物:6時間10分(+3時間10分)
  •  工作:22時間10分(+11時間45分)

まだ先は長いですが、宜しかったらお付き合い下さい。