Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

【やっぱり動くものが作りたい】リアクションホイールを使った何か#1-プロトタイプ構想


スタックチャンを作って、何となくメカ系を作って見たくなりました。

以前から、ずっと気になっていた「リアクション・ホイールを使った何か」を作って見ようかと思います。

なお、リアクション・ホイール関連の製作記事は、下記が非常に参考になります。

homemadegarbage.com

最終的には、一輪車に乗ったスタックチャンが自由に動きまわり、自分だけのAIエージェント*1を載せて話をするといったとこが出来たらいいですね。

プロトタイプ構想

まずは、リアクションホイールに使用するモータやセンサーの基本性能の確認や制御則の設計のために実験用プロトタイプを作ってみます。

ホイール(Inertia)やフレーム類は3Dプリンタで作るつもりです。実験しながら作っていきます。

全体のシステムブロック図は、とりあえずこんな感じです。フォトインタラプタで、回転速度を測る予定です。トルク制御のための電流検出も欲しいところではありますが、それは追々。

使用部品

とりあえず手軽に出来そうという事で、普通のDCモータをメインにし、手持ちの部品を活用しつつ、幾つか部品を購入しました。

・モータ:RE-280RA(マブチモータ、3V定格)

・ドライバ:DRV8833(2ch、10V、0.8A)

・フォト・インタラプタ:EEJ-SJ5-B(OMRON、手持ち品)

・IMU:MPU9250(3軸加速度、3軸レート、3軸磁気)

・ESP32C6(XIAO)

製作

モデリング

スケッチを元に3Dモデルを作成しました。サイズ感も適当に10cm角で作ってみました。細かい所は作りながら修正していきます。モータが意外と出っ張っているので、このままだと倒れそうですが、プロトタイプなので。

イナーシャ部製作

最初に3Dプリンタでイナーシャ・ホイールを作りました。モータとの接合の仕方は、amazonでフランジを買って取り付けることにします。これが一番、高かったです。

ホイール部は、フランジをタッピングスクリューで止めて一応完成です。モータに取り付けて試運転をしてみましたが、若干軸がブレている感じです。フランジ取り付け面が綺麗に整形されていないせいかと思いますが、全体を作ってから考えます。

モータシミュレーション

一応、ホイールの慣性モーメントを計算してみました*2。3Dプリンタのフィラメント充填率は30%にしたので一様な密度ではないですか、計算質量と実測実測に合うように密度を逆算して求めました*3

また、簡易的ですが、モータに定格電圧をかけた時の回転数をシミュレーションしてみました。初速0から一定時間毎に、モーター性能線図からトルクを計算し、イナーシャを使って角加速度を計算、逐次速度へ加算というのを、表計算ソフトで求めました。早く物理エンジンでシミュレーションできる環境を整えねば!!

なお、モータの諸元はネットのカタログ情報からです。モータの箱に印刷してある無負荷回転数などの諸元がカタログと全然違う(カタログ:9200rpm、箱:8700rpm)のが気になりますが、簡易計算なのでカタログベースで計算しました。

計算結果です。回転が安定するまで約5秒ほどかかってますが、実際に回すとおおよそ6秒程度だったので、オーダーとしては合っているようです。

今後

今回は、ここまでです。

次は筐体を製作し、フォトインタラプタによる回転数計測ができるようにして、実際の速度応答を計測してみます。

そこから、慣性モーメントなどの推定を行い制御装置設計に進みたいと思います。

先は長いですが、よろしかったらお付き合いねがいます。

*1:からあげさんのXangiを想定。これは、目下、育成中。

*2:慣性モーメント - Wikipediaより

*3:PLA自体の密度は1.25g/cm^3程度とのこと

【M5Stack】流行りのスタックチャンを作る

巷ではスタックチャンが増殖中のようで。少し前から作って見たいと思っておりました。

M5STACKからもStackChanが発売されたとのことですが*1、自作派の身としては、原点を参考に自分で作って見たいと思った次第です。

github.com

M5Stack購入

まずは、M5Stackを買わねば。で、スイッチサイエンスさんからCoreS3を購入。

これがM5S tackか。カメラの関係でモアレがでてますね。

ケース作成

さっそく、ししかわさんのgithubからstlデータをダウンロードしてきて、SG90用のケースを印刷しました。

印刷自体は、ベースからの剥がれと格闘しながら(最終的にはRaftで何とか)できましたが、サーボの嵌め合いが若干きつく、かなりやすり掛けが必要でした。3Dプリンタの性能なのか、スライサの設定なのか、大体いつもきつめに仕上がるんですが、今回はより精度が必要な場所だったということです。

サーボSG90?

サーボは、SG90とありますが、手持ちにSG92R(秋月電子より購入)が1個あったので、それを流用し、残りはSG90Rを買うことに。

写真は、amazonで買ったSG90です。ですが、3Dプリンタで作ったブラケットに嵌りませんでした。そうとヤスリがけすれば使えるかも知れませんが、結局断念することに。

買う

ブラケットの精度の問題なのか、SG92はブラケットに嵌るけど、SG90はどう考えても寸法的に嵌りません。サーボ自体も良く見るとギアのところが違っていて寸法もわずかに違います。仕方ないので(stlモデルを修正できないので)、秋月電子からSG92Rを購入して、それで作ることにしました。

ちなみに、メーカ(Tower Pro社)のHPで確認すると、両者の寸法は微妙に違うので、はたしてどっちが正解なんでしょうか。

SG90 Analog – Tower Pro B:22.7、C:27、D:12.2

SG92R – Tower Pro B:22.8、C:26.7、D:12.6

http://torqpro.com/wp-content/uploads/2014/07/%E5%B0%8F%E9%A6%AC%E9%81%94%E5%B0%BA%E5%AF%B8%E6%A8%99%E7%A4%BA%E5%9C%96B.jpg

基板作成

サーボと格闘している間、基板をどうしようかと考えていました。いい機会なのでPCBを作って見るかとも思いましたが、最低限サーボとバッテリをつなげばいいだけですので、今回は、例によってユニバーサル基板で行くことにしました。(相変わらず、進歩がないですけど)

M5STACKのピンソケットをピンヘッダの位置を合わせるのに、現物合わせでちょっと苦労しました。一応、顔も描いておきます(表情が暗い!)

ユニバーサル基板も、スルーホールにすればもう少し楽に出来ましたが、瞬間接着剤でサーボ用のピンヘッダを固定して、基板の表側から裏側(画面の向き)に鈴メッキ線で配線するという苦肉の策。

サーボのコネクタ、バッテリのコネクタ位置も、よく考えないと組み立てたときサーボ組立てに干渉します。電源スイッチも、ケースの切り欠きに合わせて固定しました。何とか形になりました。


電源トラブル

この段階で、プログラムを焼いて仮チェックをしました。使ったのは、AI StackChan。

github.com

USBから給電したり、DINベースのバッテリーから給電するときは、ちゃんと動いて、あとは組立てるだけでと言うところで問題発生!

買って来た400mAリポバッテリーは、コネクタがJST PHで、手持ちにコネクタがなかったので、ジャンパ線とワニ型クリップを使って仮接続して試そうとしました。ところで何故かM5stackが起動しません。正確には画面が一瞬ほんのり明るくなったあと、電源が落ちる感じです。M5Stackから出力される3.3Vも一旦出るものの同じく落ちます。バッテリは充電されています。外部電源をつないでも同じ。ネットで調べると電源管理ICのAXP2101 PMUの保護機能で、ON時の電源降下やプログラム設定で起きるといった記事も。ただ、オシロで電圧降下波形を見ても、DINベースをつないだ時と大差なく、打つ手が無くなりました。

仕方ないので、まずはバッテリーのコネクタを2.5mmピッチのJST XHに交換して、ハード回りを完成させます。バッテリのコネクタを交換したところ。

さて、どうしたものでしょうか。と、悩んでも解決策が見つかるわけありません。せっかく、コネクタも交換したので、もう一度つないでみるか、と半分(99%)諦めつつ電源ONボタンをプッシュ。


あっ、動いた

 

えっ、何で?想定外のことに、目を疑いましたが、何回やってもちゃんと起動します。何故、何故、何故?

最終的に、動くことができたので良かったわけですが、途中の苦労と原因は何だっんでしょうかね。考えられることは、ジャンパー線を使ったことによる僅かな電圧降下位しかないですが。。。。うーん、なぞです。

組み立て

何はともあれ動くことが確認できたので、あとは正規の組立。最初にサーボ部分を組立。サーボはSG92Rです。

外側ケースに組み込んだところ。足も付けてます。

自作基板を取り付け。

完成

配線を整理し、バッテリを背中に搭載して完成です。音声認識もちゃんとでき、スタックチャンが話してくれました。

まとめ

プログラムは未だ手を付けてませんが、まずは、無事にスタックチャンが完成しました(産声を上げました。

これから、いろいろ改造(成長?)をさせていこうと思います。

おまけ(失礼;)

最後に、 スタックチャン関連の記事2つ。

スタックチャン@ProtoPediaです。

 protopedia.net

からあげさんが、スタックチャンについてまとめてくれました。

zenn.dev

*1:品薄でなかなか入手が出来ないとか

【修理】ガーデンルームのウッドデッキ修理(その2)

季節も良くなって来て、久しぶりに庭掃除をしようと思ったら、ガーデンルームのウッドデッキ部が悲惨な状況でした。今年のゴールデンウィークの半分は、ウッドデッキの修理となってしまいました。

ま、修理も好きだからいいんですけど。

現状確認

よくよく確認したら、大引きが一部腐ってました。

どうも、以前修正した時に使ったSPF材が経年劣化で割れて、そこから染み込んだ雨水で大引きが腐っていた様でした。

おまけに、ガーデンルームのスライドパネルをガイド下の板もボロボロでした。

日頃のから良く見ていれば、ここまで酷くはならなかったと思いますが、それが出来ないからこうなるんですよね。ただ、ここは、大引きが腐った理由とは別のようです。

5年前にも同じ様に、大引きの一部を交換してます。歴史は繰り返す。ですね。

baum-kuchen.hatenablog.com

材料調達

最近は、めっきり木材も高くなってますが、最低限必要な材料を購入しました。

90mm角の角材は、1mも有れば十分でしたが丁度良い長さのものは売って無くて、結局3m物を買う羽目に。ホームセンターで車で必要な長さにカットしてもらい、残りも含めて運んでこれました。

 90×90mmx3000mm  桧角材x1(カット済み)

 38x138x2400mm SPFx1(カット済み)

 38x138x1950mm SPF x1

手順

ガーデンルームが上に乗ったままでの修理という事で、結構大変でした。

交換角材加工

 新しく買った角材は90mm角ですが、腐った角材は若干寸法が小さく、その分厚さを削る必要がありました。束柱を数ミリ削るという手も考えましたが、調整しやすい方法ということで、ルータで新しい角材を削ることにしました。

写真は、ルータで厚さを削るための治具です。ヒントは、こちらの動画になります。

https://www.youtube.com/watch?v=-Mmw_PLI1vY

ちょっと汚い仕上がりですが、無事に削れました。あとサンダーで何とか成ります。

元の大引きとの接合部は、継ぎ加工にしました。丸ノコで切れ目を入れてカットする方法は、細い木材がぱりぱり割れて気持ちいいいです。

無事に交換する角材は加工できました。3mの角材を買って、使ったのは70cmです。

仮支柱設置

大引きを抜いたあとガーデンルームを支える為、金属製の束柱を買って正解でした。

腐った大引き切断

 束柱で、ガーデンルームを浮かせた状態で、腐った大引きを交換です。まずは、該当部分を切断して撤去。写真はガーデンルーム内からのものですが、ガーデンルームに設置した照明、コンセント関連のPF管を外さずに切ったので、結構狭くて大変でした。

腐った大引きを撤去したところ。床板の下側が腐っているのが見て取れます。

撤去した大引きです。酷いですね。

残った大引きに継ぎ加工をしたところ。これは、ノコギリで何とか頑張って加工したものです。

大引交換

 交換する大引きに塗装をしたあと、継ぎ加工のところを上面を合わせて、あとは、75mmのスクリューで4か所止めて、何とか交換完了です。

レール下の床板の加工

 一般にSPF材は、厚さ38mmですが、ガーデンルームの床板の厚さは34mmだったので、そのままでは、嵌りません。前回の修理の時は、大引きをまたぐ所だけ、削ることで対処しましたが、今回、レール下の床板はそうはいきません。全面を削らないとガーデーンルームを4mm上げる形になるので、多分嵌りません。

なので、大引きを削った治具で、SPF材全面の厚さを削ることにしました。これが、結構大変です。

ルーターでち密に削ってもいいのですが、少しずるをして、5mmくらいづつ間隔を開けてルータでけずり、あとは、ノミで削って均すことにしました。

あんまり綺麗には削れませんでしたが、あとは、サンダーで誤魔化します。

ガーデンルーム照明用のPF管を通す穴も予めあけておきます。

塗装をした、交換用の床板の完成です。

腐った床板の交換

 照明用のPF管も外し、腐った床板を手前に引抜き外しました。束柱で気持ちガーデンルームを持ち上げると外しやすかったです。

レール下の床板が無い状態。中央の大引きですが、シミがありますが腐ってはいないようで安心。

外した床板です。これも酷いですね。

新しい床板に交換したところ。塗装もきれいで、気持ちがいい。

レールも復元して、元通り。一番外側の床板(割れ目が入っていたやつ)も、この後交換し、痛んだ床板は交換完了です。

幕板の交換

SPF材を幕板の長さに切って、突合せ部を丸ノコの刃を45度に傾けてカット。塗装までした状態です。

ところが、悲しいかな、安物の初心者向けの丸ノコのため、45度がカッチリでていなくで、結局、手仕上げで行うことに。疲れました。

何とか、隙間も少なくなって、素人仕上げとしては、まあまあかな。(これ以上は、モチベがつづきませ~ん)

修理完了

何とかできました。幕板で大引きの大修理のあととか見えませんが、これで、しばらくは大丈夫でしょう。多分、5年は。

最後に

ガーデンルームを設置するときに、業者から言われたんですよね。木製のウッドデッキはメンテナンスが大変ですよ。って。

当時は、”はい、大丈夫です。”といったものの、毎年の再塗装も3年位は続きましたが、間隔が徐々に伸びて、今回のような状況です。

次に大がかりな修理が必要になったら、その時にどうするか。今から考えておかないと。(その時のための記録でもあります。)

ちなみに、今回の材料費は約1万300円ほどでした。

【電気工事】コンセント増設にトライ

久しぶりに、家のコンセント増設にトライしました。

 

きっかけは、Panasonicの掃除機を買ったことです。

洗面台の横に置いて、洗面台のコンセントから電気を取るつもりでしたが、電源ケーブルが意外と短く、コンセントまで届かず。【涙】

洗面台のコンセントは、1口しか無いのと、延長ケーブルもダサいなと。

で、コンセントを増設することにしました。

壁裏の配線が最大の難関ですが、洗面台の裏には電源が来ている訳なので、そこから配線し、少し低い位置にコンセントを増設(赤線の位置)することにしました。

部品

石こうボードの裏には構造物は無いので、コンセントの埋込み枠を利用して石こうボードを挟み込むタイプの金具(C形はさみ金具)を使ってみることにしました。施工するときに、壁内に落としそうで怖いですが、慎重に進めます。

洗面台取り外し

洗面台を取りはずしたところ。予想通り、むき出しのコンセントに洗面台からのプラグが刺さっていました。(少し外れ掛かっているのは、取り出すときのもの)

改めて、見てみると、壁内には、鋼鉄製のフレーム(赤線内)があることは判明。外からフレームに穴を開けるのも至難の業ですし、配線保護とか考えたら、かなりの大工事必至です。



石膏ボードに配線穴追加

しばらく考えた後、石こうボードを少し切り欠いて、そこ経由で配線をフレームの右側に持ってくることにしました。これも、切り欠いたところが最終的に、洗面台で隠れるからできることです。切り欠いた量としては、配線(VVF)が1本通ればいいので、ほんの2cm程度で済みました。

コンセント用穴開け

ここまでできれば、あとは一直性。まず、コンセント用の穴をC型はさみ金具の説明書きに従い開けます。

コンセント配線、取付

コンセントは、埋込枠に嵌め、C形はさみ金具の片側をネジを通した状態にしておきます。

既存コンセントのところまで、壁内を通して配線を通します。これは、手探り状態ですが、VVFケーブルを湾曲させていおいて探ったら、意外と簡単に通りました。

C形はさみ金具は、最初に上側に*1ネジをはめているので、特に壁内に落とすような危険もなく、問題無くできました。

既存のコンセントにVVFケーブルを接続。かなり窮屈な感じになります。

このあと、洗面台のプラグをつないで、壁内に押し込みます。(この手のむき出しコンセントに機器からのプラグをつないで壁内に押し込んでいるケースが何か所か確認していますが、これって正規の方法なんですよね)

完成

無事完成し、掃除機のプラグも良い感じで刺さりました。めでたし、めでたし。

作業時間は、実働約2時間でした(コンセント位置決めのテープはり除く)。

費用は、手持ちの部品が有ったので、C形はさみ金具と化粧プレートで約400円でした。

*1:C形枠が重力で下がるので、逆だとやりずらい

【いよいよチャレンジ】いつかはチャールダーシュ!!

2018年からバイオリンを始め、ようやくたどり着きました。正確には、入口です。

 

チャールダーシュは、バイオリンを始めたころに島村楽器のミニイベントで初めて生演奏を聴き、いつかは弾けるようになりたいなと思っていた曲です。技術的にも難易度が高く、なかなか手が出せませんでしたが、そろそろチャレンジしたいと考えていたところ、教室でも次の課題曲として取り上げられることになりました。

ちょうどその前後で、サラサーテで「チャールダーシュ」増刊号が発売され、早速購入していたのですが、しばらく積読状態でした。今回、練習開始に合わせて改めて読んでみると、なかなか興味深い内容でした。「弾ける♪」とありますが、音楽的背景の説明が多めで、挑戦者にとって有益かは、人それぞれかもしれません。


www.youtube.com

サラサーテ特集の表紙に登場の高木 凜々子さんの演奏です。

 

 以上。

・・・・なんですが、それではつまらないの、練習を始めたばかりではありますが、チャールダーシュの激ムズ箇所を自分なりに整理してみます。これまで、断片的にかじってきていましたか、そのたびに「とっても無理」と感じた箇所ばかりです。

結局、全部難しいいのですが・・・!

 

なお、小節数は、下記を基準としています。

MGJ_モンティ_チャルダッシュ_Vn譜 - 向山弦楽器塾

激ムズ ポイント

速いパッセージ①[26-32、86-99小節等]

なんと言ってもチャールダーシュの特徴的なパッセージ。タラララ、タラララ〜、と。

最後の盛り上がりはMolto più vivo(以前よりもずっと速く、活き活きと)ということでテンポはおよそ=132。16分音符なので、1秒間に8.8音と、かなり速いです。

さらに厄介なのが、楽譜からはわかりませんでしたが、ここスピッカートなんですね。弓を跳ねさせる必要がありますが、弓の位置だったり、弦との距離だったり、色々条件を変えてみて、ようやく跳べると言うレベルなので、連続して安定した跳びが難しいです。それに左手をタイミング合わせないといけないので、先は長いです。

スピッカートが出来るようになると、バイオリン上級者への入り口と言われるようですが、分かります、分かります!。

練習法

 速いパッセージは、はじめはゆっくりしたテンポから徐々にテンポアップすると良いとは言われてますが、最近見つけた方法がなかなかよさそうです。

 最初は少ない音数(例えば2音)を1グループとして、スピードは速く、かつ、グループ間の時間を長くとります。そこから徐々にグループ間の時間を短く、音数を増やしていく方法です。これが結構良い感じで、暫くはこの方法をやってみることにします。詳しくは動画を御覧ください。


www.youtube.com

速いパッセージ②[14、16、18小節]

 他にも、短いながらも厄介なのがこのあたり。3連符だったり付点だったりして、リズムがとっても取りずらいです。こう言う箇所は、「タータラタラララ、タータタータターター」と歌わないとダメですね。

 リズムが取れないと時って、曲を聴いて分かっていても、ゆっくり弾いても全然しっくりリズムにならないときが多いですね。自分の癖として休符とか、長い音符のあとの短い音符のとき、タイミングが遅れるようで、イメージとして定着するまで全然うまく弾けません。練習していくと、ある瞬間、パッとリズムが入ってくるときがあって、そうなると、その後は、さっきまでのことが嘘の様にリズムがしっくりということがあります。ほんと不思議です。

重音[74-69小節]

 重音にも大分慣れてきたとは言え、曲の中で安定して弾くのはまだまだです。一音一音は弾けても(音が出せても)、連続して出すのは準備が間に合わないです。片方の音が4分音符で、もう片方が8分音符で途中で変わるところなど、指がつりそうになります。

フラジオレット[70-85小節]

 テンポは多少ゆっくりになりますが、人工フラジオレットの連続です。

 人工フラジオレットは、とにかく1の指と4の指の間隔を崩さないようにする*1ことが重要、と頭で分っていても出来ないです。1の指を押さえて、4の指は弦に触れるか触れないか位の絶妙な力加減が難しいですね。あと、弓の角度、弦と接する位置、速さなど、微妙すぎ。松脂の塗り方によっても音質が変わるみたいで、弦と摩擦する音が違うと感じます。

装飾音[多数]

 一部被りますが、全体を通して装飾音が非常に多く、数えたら全部で25箇所ありました。

速いパッセージで装飾音が入るのところもあるので、難易度が一気に上がります。省略したら様にならないですしね。

特に、20小節の装飾音が4回連なるパッセージは極ムズですね。

 奏者にもよりますが、装飾音が滑らかにつながって流れるようになってますね。16分音符に32分音符の装飾音が2個付いているので、実質16分音符分を3連符にしたような感じですので、テンポ=60とすると1秒間に12音という勘定になります。とても指が動くとは思いませんし、今は、聞いても音が取れてないです。でも、これも不思議ですが、自分がだんだん弾けるようになってくると、音が粒で聞けるようになってくるということを感じます。

チャールダーシュで、その域に行くのはいつの日やら。

音楽性

 最後は、言わずもがなですが音楽性てす。特にチャールダーシュは、演奏する人それぞれのチャールダーシュがあると言われるほど、自由で個性的な曲です(詳しくはサラサーテを)。楽譜通りに弾くことに、もがいている自分としては、早くこの領域に達したいと思うばかりです。

練習動画

 難しいと言ってばかりでは弾けません。ひたすら練習あるのみ。最後に、参考になる動画を幾つか探してみました。

バイオリンはじめチャンネル

バイオリンはじめチャンネルの解説動画です。演奏している坂東真奈美さんは、今は動画に出ていませんが。


www.youtube.com

fragherrnmaurer さん

 楽譜付き、演奏テンポが複数ありで、よく見る動画です。演奏している人(なんて発音するんでようか)が、少し「どうだ!」って顔に見えるのは私だけ?


www.youtube.com

Nozomi Ishigame さん

指使いが良く見えて良いですが、途中、ちょっと編曲してます。


www.youtube.com

山本英二 さん

実際のレッスン風景。自分がレッスン受けてる気になれるかな。


www.youtube.com

他にも、探せばまだまだあります。

おわりに

練習は、始まったばかり。先は長いですが、弾けるようになったら、また、何か書いてみたいと思います。

*1:厳密には高音程感覚が狭くなりますが、よほどのハイポジションでない限りいけると思います。

【バイオリン】Pirastro Evah Pirazzi Neo、新しい弦に替えました


昨年、バイオリンの発表会の後に弦を換えようかと思って、早や数か月。結局、前回の弦替えから2年も経っていました。

baum-kuchen.hatenablog.com

Pirastro社の弦

今回は、Pirastro社にします。

www.pirastro.com

ガット弦は流石に宝の持ち腐れという感じなので、Evah Pirazziにしようかと思っていたところ、下の動画を見て、結局、Evah Pirazzi Neoにしました。


www.youtube.com

最初にEvah Pirazziにしようと考えたのは、Amazonで買えるからというのがあります。Evah Pirazzi Neoは、Amazonでは発見できませんでした。

 

https://www.pirastro.com/public_pirastro/export/shared/.content/images/saiten_praesentation/vln_evah-pirazzi-neo_persp.png

https://www.pirastro.com/public_pirastro/pages/en/Evah-Pirazzi-Neo/

弦購入

今回は、SOUNDHOUSEさんから購入*1することにしました。値段もリーズナブルで、楽器専門の通販ということで、Amazonより安心感があるというのも一つの決めてです。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/370995/

早速注文して、すぐに届きました。ジャケットはEvahシリーズでは1番カラフルですね。

弦替え

替えました。ペグ側は、G線側から、茶、ピンク、黒、緑/黒です。

テールピース側は、E-A線は、緑色/黒です。E線は、緑でボール/ループ共用です。

(E線のプラスチックのチューブはあとから取りました。)

感想

 正直、弾いた瞬間はあまり変化が無い感じがしました。

 その後、少し弾きこむと違いがはっきり。響きが深いというのでしょうか、G線、D線は、柔らかみのある音です。

また、E線がとっても細いと感じましたが、音はキンキンする感じが無いです。か細い音と言うと言い過ぎですが。

 張替えた後、3日ほどたった弾いて見ましたが、3日しかたってないのに半音程ずれてました。調弦の安定性は低いと感じました。

あらためて弾くと、重音の響きがきれいです。特に3rdポジションあたりの高い重音がきれいに響いている感じを受けました。

あと数日たったら、更に変わるのでしょうかね。

 Pirastro社のカタログによれば、Evah Pirazziのパワーを残してバックグランドノイズを押さえた、レスポンスも良く移弦もしやすい、音がクリアで遠くまで響く。とのこと。(それにしても音色を言語化するのは難しい)

 

それと、近々、弓の毛替えに合わせ、松脂も変えてみる予定なので、そのときの感想を書く予定です。

 

いずれにしても、新しい弦は練習の励みになりますね。

*1:最後の在庫を買ったみたい。

生成AI活用!自撮り写真から作った3Dフィギュアにバイオリンを弾かせてみた!

からあげさんの記事を参考に、3Dフィギュアを作って見ました。

zenn.dev

ChatGPTで写真から画像生成

自撮り写真から、ぬいぐるみ風の写真を生成してみました。

出来た画像は、完璧ですね。バイオリンを弾いて、とお願いしてできた画像がこれ(ぬいぐるみですが、顔出しは控えさせて頂きます)。以前は、バイオリンを生成すると弦が3本だったり、弓が木の部分が2本あったりと、変な画像が生成されましたが、今回はほぼ正確で驚きです。

NanoBananaで三面

CharGPTで作った画像から、左、右、後ろから見た画像を生成しました。使ったプロンプトは、からあげさんの記事より引用です。これも完璧すぎて文句なし。

Hitem3で立体化

NanoBananaで作った4面画像を使って、Hitem3dで3Dモデル(STL)を作成します。


バイオリンの細かい所があったためか、結構生成まで時間がかかり、フリープラン100クレジットのうち75クレジット分を使ってしまいました。ダウンロードしたファイルも95MBでした。

出来は、ほぼ完ぺきでが、顔の表情は若干難しいですね。眼鏡のところも少し余計なものがあったの修正しようとFreeCADを使ってトライしましたが、モデルがデカいのか(PC性能が低いのか)、途中で止まってしまって、結局断念。印刷してから修正することに。なお、STLファイルの修正方法は他にもあるようですが、今回はやってません。

zenn.dev

3Dプリンタで造形

スライサー(UltiMaker Cura)で作ったg-codeファイルは、11MBになりました。もっと大きくなるかと思っていましたが意外です。印刷時間も約3時間半とありましたので、規模的には普通ですね。ただ、実際の印刷は4時間近くかかりました。

で、印刷したものがこれです。高さ、10cmほどです。

流石にバイオリン、弓の再現性は低いです。それと、バイオリン、弓、眼鏡のサポート材は取るのが大変でした(完全に取ると造形が崩れるので一部残してあります)。眼鏡は細すぎて造形もしっかりできてなかったので、やめて置けばよかったです。当然かも知れませんが、印刷したものは、ぬいぐるみ感が全くなくなってしまいました。

色付け

折角ですので、色付けもしてみます。

ずっと昔、プラモデルの塗装に使った水性ホビーカラーがあったので、それで色付けします。まずは、サフ噴きです。

で、色付け完成。微妙な色合いが出来ないので、こんなもんかな。(自分のレベルの限界ですが)

あと、3Dプリンタの積層あとに表面張力で塗料が滲んてしまうので、表面の平滑化など、それなりの手間をかける必要があると思われます。

まとめ

とりあえず、AIを使って自分のフィギュアを作るということはできました。が、クオリティーの高いものを作るには、かなりの技術がいるということを実感した次第です。