Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

おしゃれなガーデン収納庫を作る予定が、ミニパーゴラをつくることに【第9週目】扉の製作

今週は、いよいよ難関の扉を作って行きます。

baum-kuchen.hatenablog.com

作業のイメージ

今回の作業範囲(紫色:取付、茶色:製作)です。

収納庫の壁パネル取付

扉製作の前に、先週作った収納庫の左右壁パネルを取付てしまいます。

予めパネルのフレームに下穴を開けます。インパクトドライバーと少し干渉するのでビスが僅かに斜めになってしまいますが行けるでしょう。

左壁パネルを取り付けたところ。角材が歪んでいたのでテーブル部と隙間が出来てしまいました。

右壁パネルの取り付けです。若干すきまが。白い塗装だと、砂埃ですぐ汚れますね。これも味か。

全体像はこんな感じに仕上がりました。まずまずです。

扉の製作

枠板の45度カット

丸ノコガイドに45度となる様に板を両面テープで固定して、全部の枠板を一気にカットしていきます。それでも丸ノコガイドの加工精度も丸ノコ自体のベースプレートの精度もイマイチなところがあり、ピッタリには出来ない気がします。この精度向上が目下の懸案ですが。

加工した結果は、上出来な感じですが、床に並べて見ること合わせ面に僅かな隙間が出来てしまいました。

一見良さげですが、

少し隙間が。枠板の組み合わせで多少小さくなりましたが、まだ残っているので組み立て時に修正して行きます。

ベニヤ用溝堀り

先日作った治具で溝堀りです。枠板を治具に押し付けていないと溝が蛇行してしまうので注意が必要です。いちいちクランプで固定すればいいだけですが、少し手抜きをしてしまい、数箇所やらかしてしまいましたが、あとでペイントすれば分からなくなるでしょう。

下から2枚目が波打ってます。

化粧加工

このまま組み立ててもいいんですが、せっかくトリマーがあるので、枠板の内側を少し化粧加工をして見ることにしました。たた、枠板の暑さが薄いので化粧加工と言っても少し段差をつける程度です。

ベアリング付きの丸面ビットを枠板の側面に押し当てて削り取りますが、何とベアリングが丁度ベニヤを嵌める溝にハマってしまうではないですか。急遽簡易治具を使ってトリマーのプレートを治具に当てて削るように対応しました。

少し分かり辛いですが、削れました。

枠板を並べて見ると、こんな感じです。

ベニヤ板のカット

次は、扉の中に入れるベニヤ板を切っていきます。始めは丸ノコでカットしようと思いましたが暑さ4mmなのでカッターで行けるのでは?と。で、何回もカットしたら綺麗に切れました。

仮組&仮設置

一旦、仮組みして問題が無いか確認します。ベニヤを組んだことで、かなりしっかりしますね。

この状態で、パーゴラに置いて見ました。

寸法的には良さそうです。

ビス止め加工

枠板は、接着剤で固定しますが、強度を確保するため、横からビスを打ちます。枠板が薄いので事前に下穴加工をして仮止めして置きます。

扉組立

後は組み立てるだけです。接着面をしっかり圧を掛けたいところですが、コーナークランプは持って無いので、またも簡易的な治具を作ってやります。余り力を掛けすぎると寸法がズレてしまうので力加減が難しいです。(ビスで止めてからやれば良いと思うでしょうが、全ネジしかなかったので、最初にネジを締めると、わずかに隙間が空いてしまいます。)

接着剤が固まったら横からビスを止めますが、枠板の面を揃える目的も兼ねて裏から四隅に当て木を接着しました。45度にカットした時の端材処理にもなってます。四隅に揃えて付けると、床に干渉するので、あえて板1枚分の隙間を開けています。

扉完成

ということで、難関の扉が組み上がりました。初めてにしては、結構うまくできたと思います。これから塗装して、蝶番取り付けですか、左右扉の寸法が若干差があるので上手く目立たない様につけられるか何課題です。

裏面。

まとめ

今回、難関であった収納庫の扉を製作しました。後は、塗装して、扉をパーゴラに付けるだけです。3月中の完成は目前です。週末、雨が降らないことだけを祈ります。

今まで、掛かった費用と時間は次の通り。

費用

  • 材料代:¥36,048(+¥取っ手;¥1,196)
  • 工具代:¥14,825

作業時間

  •  買い物:7時間55分(+15分)
  •  工作:66時間10分(+7時間40分)

完成まであと一歩、宜しかったらお付き合い下さい。