土曜日にPICが届きました。制御基板の製作を進めます。
PICでの事前確認
いきなり回路を組んで動かないと、あとのデバッグが大変なので、ブレッドボードで事前確認を行いました。Aruduinoで作っていたプログラムをPICに移植してLCD表示だけでも出ることを確認します。
無事に絵が出ました。細かい表示部品も平行して作ってたので、”VilolinTimer”のロゴも見えるかと思います。消費電力を抑えるため、内臓RCで8MHzで動かしていますのでSPIのクロックが2MHz(LCDのスペック的には最大6MHz)になりますが、描画の速度は、そんなに遜色ない感じです。
バックライト制御
最大の消費電力となるバックライトの制御は重要です。最大40mAも流せますが、そんなに流したらあっという間に電池が無くなります。3.3Vに100Ωつないでも可なり明るい感じなので、バックライト制御は、直接PICのポートに抵抗をつないで行うことにしました。
こんな感じです。片方だけONとする場合は、残ったポートに逆流しないように、入力に設定するようにします。で、問題は抵抗値をどうするかです。PICの出力電圧は、Min 2.4Vとあり、LCDバックライトの最低電圧2.9Vを満足しない可能性もありです。ちなみに、出力電流は、PORTCなら25mA Maxなので一応はOK。
ということで、早速実験。
結果、
100Ω×1(PC7のみ接続) :電流4.2mA (PIC 出力3.1V)
100Ω×2(PC7、PC6の両方に接続):電流7.0mA
200Ω×1(PC7のみ接続) :電流2.8mA
で、電流によって明るさの違いは当然ありますが、2.8mAでもはっきり見えます。
昼間、明るいところで確認していないので、輝度を高めにできるように、最初は、100Ωと47Ω(多分8mAくらいにはなるでしょう)で行くことにしました。
基板組み立て
ほぼ完成しました。右側部分は、LCD接続用の基板が上に乗り隠れてしまいます。
LCD接続用の基板を載せたところ。小さいコネクタにLCDのフラットケーブルが接続されます。
今後の計画
制御基板の組立が完成したので、一通りの作動確認を行います。PICには、ブレッドボードで使ったソフトが入っているので、何事もなければ絵が出るハズです。