簡易ドリルスタンドを改善の続きです。
改善項目(再掲)
- ドリルを、下まで下げられる様にする
- ドリル中心をスタンドから離す
- ドリル軸の鉛直度を改善する
- 固定用レールをつける(済み)
- レーザーマーカーのラインをハッキリとさせる
全体の寸法イメージです。
ドリル軸の鉛直度の改善
スライド部を止める穴をあらかじめ空けて置きます(皿もみしていないところ)。同じ穴を使うと傾いてしまいそうなので。のんかいは、後ろ側のパネルもネジ止めし全体的に固定する事にしました。
スライド部の垂直のため、スペーサ(木片)を張り付けます。この後、紙やすりで少しずつ削りガタつかない様調整しました。こう言った細かい事の積み重ねで精度が上がるんですよね。分かっているけど前回はサボってました。
スライド部が鉛直になるように、ベース部分に接着。今度は、ピッタリ鉛直。
接着剤が乾いた後、ベース部の裏からスクリューで固定して終わりです。
ドリルサポートの穴開け
結局、ドリルのテーパー部は治具を作ることなく段階的に直径を小さくしていって後はヤスリで仕上げることにしました。
ただ、やってみると円形カット治具で0.5mm単位での直径の変更は、ちょっと無理でした。半径で0.25mmは合わせるのが難しいのと、センター穴のガタ、力の入れ具合で直径を変えたはずなのに殆ど変わらないとか。
最後、ルータの溝が深くなって、やりずらくなったので裏側からカットしてくり抜くことができました。
ところが、開いた穴を見ると表と裏が結構ずれてます。同じ穴を中心に開けたはずなのに不思議。
原因は、センターの穴のズレでした。結構傾いています。ドリルスタンドを解体していて、電動ドリルを手で持ってあけたので、傾いてしまったようです。醜い。
紙やすりで何とか空いた穴を整えて、電動ドリルがハマる様にはできました。ズレたのが裏面からの5mm程度たったのが幸いしました。流石にピッタリくる感じではないですが、エポキシパテでも使ってピッタリはまるようにしようかと考えてます。
ドリルストッパー&スケール
ストッパーにスケールを付けておきます。ストッパーは、ドリルスタンドを組み立てた後からは、外せなくなるので今やっておかないとダメです。
こんな感じに出来ました。
つづく
今日は、ここで終わりです。次はスライド部にドリルサポートを取り付けて行きます。