Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

バイオリンの弦を換えました

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バイオリンを購入してから約3年、チューニングの時テンション掛けすぎてE線を切ってしまった以外、一度も弦を換えてません。

E線切った時は、緊急避難的にHallstatについてきた予備の弦で間に合わせ、今に至ります。一応、すぐにamazonでゲットしておきましたが。

ネットで調べても大体最低でも一年に一回は交換すべしとあります。3年も交換しないのは論外みたいです。

で、今回、換えることしました。最寄りの島村楽器で、ドミナントのA、D、G線を購入(締めて6555円)。

いざ交換

後で分からなくならない様に、今の状態を確認。

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テールピースも念のため。

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弦の交換は、そんなに難しくはありませんでした。気をつける事としたら、一本ずつ換えることくらいでしょうか。あと、ペグ側を処置してからテール側を引っ掛ける様にした方が、やりやすかったです。

交換後の感想

交換してみての感想です。

  • 音が明らかに良くなった。ただ、E線はあまり差が感じられません。響きやすいのか音量も大きくなりました。
  • G線が弾き易くなった。交換前は、ボーイングを気をつけないと、直ぐ、かすれた様な音になってましたが、弦と弓毛がしっくりくる感じです。
  • チューニングが直ぐずれます(必ず低い側)。馴染むまでは時間がかかるとありましたが、音質はともかく、これは面倒です。弦を換えて2日目ですが、今朝も、チューニングがずれてました。

 何はともあれ、新しい弦は嬉しいです。気分も一新、これからも練習に励みます。

ネスレ BARISTAの修理ですが・・・・

約く5年前に買ったネスレバリスタが突然壊れました。

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  症状

 壊れる前日まで全然問題なく動いていたのに、突然壊れました。抽出中に水が切れ、ガガガガとなったので、水を追加し、再スタートしたところ、バリスタ下面から、お湯がじわじわと溢れてくるではないですか。慌ててスイッチ止めるも、周囲は水浸し。水容器がちゃんとセットされてないのかと思い、しっかり、はめ直してもう一度やりましたが結果は同じ。完全に故障です。

調査

 まずは、分解のための事前情報収集。いくつか分解方法についてヒットしましたが、機種によって中の構造はかなり違うようです。コーヒーを入れる容器の上のネジを外すと左右のカバーが取れるとあるものや、単に爪でひっかかっているからドライバ等でこじ開けるとあるものなど。

また、ちょうど水漏れに関する記事がありましたので、これも参考にしました。

www.shigizemi.com

分解

結局、ドライバーでこじ開けました(写真:イメージ)。爪やカバーが割れても仕方ないと割り切り、思い切ってドライバーでこじ開けたら、意外と簡単に外れました。

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原因

 故障の原因は、直ぐに分かりました。チューブが2か所、外れた状態になってます。これでは、お湯が漏れますね。

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下側のチューブから上側のチューブ側にお湯が流れ、それが注がれる構造です。

 

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ファンの横の薄黄色の部品(カバーで隠れてます)の接続部が折れてます。チューブの中に残っているものをみると、劣化して、ボロボロでした。


謎の部品

 薄黄色の部品を取り出してみます。

 フィルタかなと思って、分解してみると、どうもチェックバルブのようです。

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修理

チューブとの接続部を 3Φのステンレスパイプをつかって補修することに。折れた部分は、4Φのようですが、チェックバルブへの取付と4Φのパイプが売ってなかったので、3Φを使用しました。接続は、エポキシ接着材で固めています。

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本体にセットしたところ。

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チューブも接続して、一応、形にはなりました。

結果

だめでした。

他の記事にもあるように、お湯がそれなりの圧力になるらしく、まず、パイプとチューブの接続部からお湯が漏れます。また、しばらくすると、エポキシで接着したステンレスパイプが見事に破損しました。

エポキシ接着剤の固着時間が足りなかったのかと思い、再度しっかり時間を待ってからやってみましたが、同じ結果です。使ったエポキシ接着剤では高温に耐えられないのか、接着剤自体も柔らかくなっていました。

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この後、どうするか、思案中です。

(2021.4.11更新)

チェックバルブは断念して、チューブ同士を漏れないように繋いでみました。チューブの中に少し長めのステンレスパイプが入っています。

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これでドリップしてみて、何とか、水漏れせずOKとなりました。

10回くらいやって問題なければ、とりあえず仮修理完了として、しばらくは使おうと思って、次の試行をしたとき、事は起こりました。

抽出スイッチを押したとき、パシッという嫌な音が。その後、ポンプの音がしません。

しばらく放置してみると、故障マーク点灯です。

その後、何回試しても同じ。ポンプの駆動回路がいってしまったようです。

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ということで、これをもって修理を断念することにしました。回路調査もできなくはないですが、ちょうど、クレジットカードのポイントでバリスタが手に入ることになったので、残念ですが幕とします。

この修理体験記が、何かのお役に立てれば幸いです。

 

 

フラジオレットについて

フラジオレットの練習に突入しました。 ja.wikipedia.org

テキストには、4種類のフラジオレットレットが載ってます。4種類もあるって初めて知りました。(赤音符が実際に出る音です)

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3つ目のレの所を押さえる(触れる)方が、2つ目のミの所を押さえるものより高い音が出るのが何故?って単純に思います。

ということて、物理的意味合いを考えて見ることにします。

 

以下全て、A線で考えます。開放弦での振動を図にすると、この様になります。

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・1オクターブ上のラ(A)の所に触れる

丁度、弦長の1/2のところを軽く触れて弾くことになります。触れた所が節となって弦の振動を拘束する事になるので、2倍の周波数(1オクターブ上)の音がでます。図にすることこんな感じです。

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・5度上のミ(E)の所に触れる

5度上のミは半音7個上なので、周波数は2^(7/12)=1.5倍となり、触れるところの弦長(駒からの長さ)は、0.666・・倍になります。ここが節になる様に弦が振動すると、3倍の周波数の音(1オクターブと5度上のミ)の音が出ます。図にするとこんな感じ。

f:id:Baum_kuchen:20210327110545p:plainここで分らなかったのは、何故0.666倍となった弦が2倍の高調波で振動するのだろうかと言うこと。これは、自分で絵を描いて見てスッキリわかりました。弦に指が触れているという所が味噌で、ナット側も自由に振動するということ。ただ、節の位置が固定されているだけです。触れるところを中心に弦が対称に動いて共振するとすると、弦全てについて同じ周波数の波がたつということです。

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よって、指を中心に弦長が1:2なので開放弦の3倍高調波で振動する事になるのです。と言う事が分かれば、弦長を1:nあるいはn:m(n.mは整数)とすれば、1+n倍、あるいはn+m倍音が出る理屈です。実際抑えられるかは別ですが。 

・4度上のレ(D)の所に触れる

同じ様に考えて、4度上のレは半音5個上なので、周波数は2^(5/12)=1.333倍となり、触れるところの弦長は、0.75倍になります。ここが節になる様に考えると、1:3なので4倍の周波数の音(2オクターブ上のラ)が出ます。図にするとこんな感じ。 

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・2度上のシ(D)を押さえ、更に4度上のミ(E)の所に触れる

これはかなりややこしいです。ちょっと計算してみます、

まず、押さえる所が2度上なので、弦長が1/2^(2/12)=0.891。そこから更に4度上の音は、ラの5度上の音になるので、先ほどの計算て、弦長=0.666。

これより指を触れた所を中心に、短い方が0.891-0.667=0.224なので、ほぼ、1:3となり4倍音、つまり2オクターブと2度上のシの音が出るということです。図にすると、この様になります。

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仮に、3度上のドの位置を押さえて、そこから更に4度上の所(ラから6度上のファ)を抑えれば、2オクターブ上のドが出るのではないでしょうか。

 3度上の弦長 1/2^(3/12)=0.841

 6度上の弦長 1/2^(8/12)=0.630

 より、0.211(0.841-0.630):0.630 = 1:3

という事で、成り立ちそうです。

では、1:3ではなくて、1:2の位置はどうか。最初のシを押さえるケースで考えると指を触れる所の弦長は、0.891×(2/3)=0.594

 0.594=1/2^(n/12) 

を解くと、n=9となるので、更に5.5度上(増5度)のファ#の位置を触れれば良いことになりますが、多分4の指が届きません(少なくとも私は)。

まとめ

以上、フラジオレットの物理的意味合いを自分なりに考察してみましたが、あらためて、wikipediaを読むと同じことが書いてありました。ただ、2,3行の文章では、こういった内容を表しているとは、分かった人が見れば分る内容と感じました。

物理的考察はさて置き、フラジオレットがうまく出せるように、日々練習あるのみです。

 

また、あとから、ネットで検索すると以下のようにフラジオレットをまとめたサイトもありましたので参考にしてください。

melodicmantascale.com

 

 

重音の練習を始める

 前にも書きましたが、コロナ禍にあってバイオリン教室で変わったこととの一つが、教師が生徒のバイオリンリンを触らなく(れなく)なりました。

 結果、レッスンの前にやってもらっていた、バイオリンのチューニング作業を、生徒自らがやることに。

 チューニング自体は、バイオリンを買った時からチューナを買い求め、自分でやっていましたが、もっぱらアジャスタによるものでした。安いバイオリンなので、全部の弦にアジャスターがついているのて、それで微調整できるのです。せっかく教室で習うのだから、ペグを使ってのチューニングにトライ。(バイオリンを買った時、全部の弦にアジャスターが付いているので、ちょっと得した気分でしたが、ベグでの調整がしづらい低価格バイオリンだということにあとから気がつきました。)

 ペグは結構硬いです。とても微調整出来るものではない。まして、弾きながらのチューニングは、とっても難しいです。それに、押し付けながら回さないと緩んでしまい、悲惨なことに。

 ペグコンパウンドというを知って、早速、ネット通販で購入して使ってみましたが、全然効果を感じられませんでした。それなりに高いバイオリン用みたいで、安いものにはかえって害があるみたいです。

 

で、何の話かというと重音です。

 

他チューニングの方法として、A線を基準にD線を合わせ、D線を基準にG線を合わせて行くというとを知ったとき、試しにやってみたりした事がありますが、2本の弦を同時に弾くなんて無理と思いました。

その後も、時々試してみたりしたが、ボーイングもまだまだでしたので、安定して弾くことはできず、直ぐに、単線のみになってしまいます。普通に弾くときに、触りたくないのに隣の弦に触ってしまうことはあるのにです。

 

和音(.重音)の練習は、最初は、開放弦でA線とE線の和音、D線-A線、A線-E線の三重和音を弾くというものです。

久しぶりに弾いてみて、意外にも割と安定して出せるではないですか!!。自分自身、少し驚いています。伊達に、3年もバイオリン練習してきていないんだなと実感した次第。

まだ、曲として弾くレベルではありませんが、バイオリンを始めた頃、バイオリンて和音がだせんるんだと知って弾いたときに比べて、各段の進歩。と、思いました。

 

バイオリン力が向上したことを実感できるのは単純に楽しいです。(まだ、初心者の域なので伸びしろが大きいだけかな)

 

バイオリン ビブラートの練習#2

バイオリンを始めて約3年。ようやく、少しビブラートがかけられるようになってきました。 

baum-kuchen.hatenablog.com

 練習方法

今通っているバイオリン教室での先生の教え方が、自分には合ったのか、少し掛けられるようになってきたと思います。

練習方法は、いたってシンプルです。

  1. ボールペンを使って指の動きを練習
  2. 曲を弾きながら、ビブラートのところで、少し(だいぶ)大げさに腕を動かす

の2点です。

  

ボールペンを使った練習

写真のようにボールペンを人差し指と親指で持ち、ボールペンの軸が左手の人差し指付け根に触れている状態を保ちながら、右手でボールペンを押す引く動作を繰り返します。この時、左手人差し指、親指はボールペンに接する位置を変えないように、滑らかに指を曲げていきます。

この動作が、ビブラートの時の指の動きの基本となります。

これを親指と中指、親指と薬指、親指と小指と変えて、滑らかに動くまでひたすら練習を繰り返します。

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曲を弾きながら、腕全体を大げさに動かす

実際にバイオリンで曲を弾きながら、ビブラートするところで、大げさな位、腕全体をゆっくり動かして、ボールペンの練習でやった指の動きを再現。注意としては、手の甲、腕が真っすぐの状態を保つ(手首は曲げないで)ことで、これは、ビブラートの練習でほかでも言われていることです。このときは、まだ、速さは気にせず、音としては、ぐわんぐわんさせながら弾くことになります。

曲としては、とっても変だし、テンポも音程もずれたりしますが、気にせず、ひたすら繰り返すのみ。(正確な音程を出す練習とは分けて実施)

 

練習成果

 以上のような練習を時々実施してきましたが、最初のころは全然ビブラートができる感じではありませんでした。

でも最近、曲を弾きながらの大げさな動きも、少しスムーズにできるようになってきて、曲のテンポにも合わせることができるようになってきました。そうなると、時々、おっ!これ、ビブラートっぽいじゃないか。という感じになってきています。

まだ、ビブラートの深さ(音の高低)と速さがまだまだですが、何とか光が見えてきた感じです。

 

ビブラートで苦戦している方へ、よかったら試して頂けたらと思います。

 

 

 

第2種 電気工事士への道 #47(電気工事士誕生)

電気工事士誕生

  資格取得を志してから、約1年、無事、第二種電気工事士になることができました。

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免許申請が1月末でしたので、約3週間で免状が届きました。

それにしても、安っぽい免状ですね。台紙に写真を張り付け、パウチしただけですから。裏面の住所記載欄も、パウチのままなので、つるつるでサインペンでしか書けません。

 

 まあ、これを誰かに見せることもほぼ無いと思うので良しとしましょう。

これで、晴れて、合法的にDIYで電気工事ができます。


 

 

お絵描きロジックパズル解法プログラムを作る#5

アルゴリズム検討(その4)

1.一列分

1-3.黒確定

ルール4 端に近い所に黒マスがある場合

<基本>

 ルール2に近いですが、端に近いところに黒マスがある場合です。近いの定義としては、問題数字の範囲内の位置にあるということ。下の図では、問題数字が5ですので、左から5マス目までにある場合が対応します。ただ、5マス目にあっても、追加で確定するところが無いので意味はありませんが。

 

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<応用>

端と黒マスの間に白マスがあっても良いです。白マスは、厳密に言えば連続していなくても良いですが(この場合、隙間は問題数字未満)、他ルールにより、白マスは埋まっていると仮定します。

白マス以外でも、問題数字と対応した黒マスとそれに続く白マスがあっても構いません。ここは、ルール2と同様です。

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アルゴリズム

<基本>

・検索位置を左端、問題の数値の最初

・白マスをスキップ

・問題の数値分の範囲に、黒マスがあるか

・黒マスがある場合、そこから問題の数値の分まで黒マス確定

 

<応用>の場合は、白マススキップのところを、確定黒マス+白マススキップとすればいいとなります。

 

まずは、<基本>について実装してみます。

<2021.2.19更新>

実装してみました。少し大きいサンプルパズルを解いた結果です。まだまだ、解けないところが多くあります。

新たなルールを実装し、解法プログラムを成長させていきます。

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(2021.2.20更新)あとから、問題が1か所(11列)間違っていることに気づきましたが、解けないことには変わりありませんでした。