自動洗車装置の続きです。暫定完成としたものの、コントローラへの配管、電源回りで少し道草を食ってしまいました。途中、行きつ戻りつの試行錯誤がありましたが、長くなるので、結果のみ書くことにします。
水道配管の設置
仮配管
水道配管が、散水ホースの先をつないだ状態で通路に転がっている状態。これを何とかしないと、本格的には使えません。
一番簡単かつ部品最小で、うまくもっていくてはないかなとしばし思案。
地中へ埋める
散水栓からカーポート側のブロックまで、地中に配管を埋めることにしました。その滝は、ホースでコントローラまで接続します。この案にたどり着くまで、なんだかんだで1ヵ月も開いてしまいました。
配管は、立水栓2で余ったものがを有効活用して、ほぼ部品購入0で何とかなりました。加工は、ほぼ現物合わせです。
まず、配管を2分割して組立ます。右上の中央よりの配管から水が入って、右端が散水ホース用。左したが、カーポートの自動洗車装置用です。
寸法決めのため、仮設置してます。
このあと、配管を接着して、実際に地中に5cmほど埋めました。
埋めたあと、散水栓と散水ホースに繋いだところです。散水栓と配管は、どうつなごうか迷いましたが、ステンレスのフレキシブルチューブが一番部品点数も少なく、かつ、しっかりつながって、正解でした。
散水栓のバルブを閉じれば全部の流水が遮断できるのも良いです。
ブロック塀側です。ここに、散水ホースを接続する予定でした。
コントローラ側
最初は、散水ホースの両端にコネクタを付けて、地中から出てきた塩ビ管とコントローラをつなぐ計画でししたが、コネクタと塩ビ管のつなぎ目で水漏れしたり、散水ホースの止め方が緩くて水漏れしたりと、上手くいきません。一番、いただけないのが散水ほホースが青色しかなくて、見た目も今一。
ということで、1mのステンレスのフレキシブルーチューブを買ってきて、両端を直接塩ビ管とコントローラに繋いで何とかなりました。初めから、そうすればよかったんですが、1mのフレキシブルチューブは相当値がはるかなと思って敬遠してましたが、意外と安かったです。
地中から出てきた塩ビ管との接続の様子。ナットを少しきつめに締める必要ありましが、水漏れもなくバッチリです。
コントローラ側。電磁バルブのネジ部に直接つなげられて、シンプルになりました。
電源まわり
配線経路の設置
電源は、基本ACアダプタを防水コンセントの近くに設置するつもりですが、やはり、ケーブルの処理が問題です。これも、ガーデンルームにコンセントをつけたときにあまったPF管を活用します。
水道管を埋める前に、PF管を仮配置してみました。
最終的な形です。ACアダプタを収納するボックスをコンクリート基礎に取り付けました。若干傾いていのは、写真の撮り方のせいではありません。
ブロック塀側です。
ACアダプター加工
ACアダプターのケーブルの長さを延長します。
ACアダプタは、ケースに収納。防水コンセントとの間は普通の延長コードです。防水仕様ではないですが、雨が掛かっても大丈夫な様に、ケースの下からコードが入るようにはしました。
防水コンセントからは、こんな感じ。
コントローラ側の配線。配線がむき出しでちょっと心配ですが、しばらくこれで様子見ます。
コントローラの改造
水道配管も電源回りも完成して試運転しているときに、コントローラを改善した方が良い点が見つかりましたので、早速改修しました。
1つ目は、スイッチを押したあとの散水パターンの変更です。1分散水したあと、1分休みを入れ、その間にモップなどで車体面の汚れが落とせるようにしました。それを、最大10回繰り返すようにしました。
下の図が、そのパターンです。休みから散水に変るときには、LEDを点滅させて表示します。
2つ目は、散水パターン変更後の確認しているときの気づきですが、散水開始のLED点滅はハッキリいって気づきません。音で知らせるようにブザー(ピエゾスピーカをPWM出力で振動)を追加しました。
(コントローラの内部構造を載せてなかったので改めて掲載)
完成
すべて整っての動作確認です。まずは、カメラ機能。反応速度は遅いですがちゃんと映ります。(Webカメラのサンプルアプリのままです)
散水している所。自作ノズルの穴数の関係で、流水が一様ではないですが、まあ使える状況です。
おわりに
つくり始めてから大夫たってしまいましたが、何とか完成しました。黄砂の降った日のあとも、カーポート内で洗車することができて便利です。
こんな装置を作り人は、あまりいないかもしれませんが、何かのお役に立てば幸いです。