Baumkuchen’s Workshop

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カーポートに自動洗車装置を付けよう#5【ついに完成】

自動洗車装置の続きです。暫定完成としたものの、コントローラへの配管、電源回りで少し道草を食ってしまいました。途中、行きつ戻りつの試行錯誤がありましたが、長くなるので、結果のみ書くことにします。

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水道配管の設置

仮配管

水道配管が、散水ホースの先をつないだ状態で通路に転がっている状態。これを何とかしないと、本格的には使えません。

一番簡単かつ部品最小で、うまくもっていくてはないかなとしばし思案。

地中へ埋める

散水栓からカーポート側のブロックまで、地中に配管を埋めることにしました。その滝は、ホースでコントローラまで接続します。この案にたどり着くまで、なんだかんだで1ヵ月も開いてしまいました。

配管は、立水栓2で余ったものがを有効活用して、ほぼ部品購入0で何とかなりました。加工は、ほぼ現物合わせです。

まず、配管を2分割して組立ます。右上の中央よりの配管から水が入って、右端が散水ホース用。左したが、カーポートの自動洗車装置用です。

寸法決めのため、仮設置してます。

このあと、配管を接着して、実際に地中に5cmほど埋めました。

埋めたあと、散水栓と散水ホースに繋いだところです。散水栓と配管は、どうつなごうか迷いましたが、ステンレスのフレキシブルチューブが一番部品点数も少なく、かつ、しっかりつながって、正解でした。

散水栓のバルブを閉じれば全部の流水が遮断できるのも良いです。

ブロック塀側です。ここに、散水ホースを接続する予定でした。

コントローラ側

最初は、散水ホースの両端にコネクタを付けて、地中から出てきた塩ビ管とコントローラをつなぐ計画でししたが、コネクタと塩ビ管のつなぎ目で水漏れしたり、散水ホースの止め方が緩くて水漏れしたりと、上手くいきません。一番、いただけないのが散水ほホースが青色しかなくて、見た目も今一。

ということで、1mのステンレスのフレキシブルーチューブを買ってきて、両端を直接塩ビ管とコントローラに繋いで何とかなりました。初めから、そうすればよかったんですが、1mのフレキシブルチューブは相当値がはるかなと思って敬遠してましたが、意外と安かったです。

地中から出てきた塩ビ管との接続の様子。ナットを少しきつめに締める必要ありましが、水漏れもなくバッチリです。

コントローラ側。電磁バルブのネジ部に直接つなげられて、シンプルになりました。

電源まわり

配線経路の設置

電源は、基本ACアダプタを防水コンセントの近くに設置するつもりですが、やはり、ケーブルの処理が問題です。これも、ガーデンルームにコンセントをつけたときにあまったPF管を活用します。

水道管を埋める前に、PF管を仮配置してみました。

最終的な形です。ACアダプタを収納するボックスをコンクリート基礎に取り付けました。若干傾いていのは、写真の撮り方のせいではありません。

ブロック塀側です。

ACアダプター加工

ACアダプターのケーブルの長さを延長します。

ACアダプタは、ケースに収納。防水コンセントとの間は普通の延長コードです。防水仕様ではないですが、雨が掛かっても大丈夫な様に、ケースの下からコードが入るようにはしました。

防水コンセントからは、こんな感じ。

コントローラ側の配線。配線がむき出しでちょっと心配ですが、しばらくこれで様子見ます。

コントローラの改造

水道配管も電源回りも完成して試運転しているときに、コントローラを改善した方が良い点が見つかりましたので、早速改修しました。

1つ目は、スイッチを押したあとの散水パターンの変更です。1分散水したあと、1分休みを入れ、その間にモップなどで車体面の汚れが落とせるようにしました。それを、最大10回繰り返すようにしました。

下の図が、そのパターンです。休みから散水に変るときには、LEDを点滅させて表示します。

2つ目は、散水パターン変更後の確認しているときの気づきですが、散水開始のLED点滅はハッキリいって気づきません。音で知らせるようにブザー(ピエゾスピーカをPWM出力で振動)を追加しました。

(コントローラの内部構造を載せてなかったので改めて掲載)

完成

すべて整っての動作確認です。まずは、カメラ機能。反応速度は遅いですがちゃんと映ります。(Webカメラのサンプルアプリのままです)

散水している所。自作ノズルの穴数の関係で、流水が一様ではないですが、まあ使える状況です。

おわりに

つくり始めてから大夫たってしまいましたが、何とか完成しました。黄砂の降った日のあとも、カーポート内で洗車することができて便利です。

こんな装置を作り人は、あまりいないかもしれませんが、何かのお役に立てば幸いです。