Baumkuchen’s Workshop

バイオリンと電子工作、DIY、ジョギングなど。

【超簡単】照明スイッチを全部替えます

先日、タイマー付きスイッチに替えましたが、1か所変えると、他も替えたくなりますね。

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ということで、全部のスイッチを替えることにしました。

ただ、それだけです。

部品

 

(2023.4.10更新)

いざ交換

スイッチ交換は、かなりの時間、家中の電気が使えなくなるので、休みに一気に替えます。交換時間(ブレーカを落とす時間)をちょっとでも減らすため、ハンドルへのネーム入れは最初に全部すませておきます。(写真の黒線は保護シールの色。本体は全部白です)

あとは、ひたすら交換するのみ。予め対応するブレーカを調べて置いたので、ブレーカ毎、順次、交換していきました。

交換前

今回、スイッチを交換する1つの動機としては、3Pスイッチのところが何か所かあるんですが、スイッチの出っ張り方向がきれいに揃わないことが気持ちわるいというのがあります。写真の状態で、玄関のところにある”廊下”のスイッチ切ってしまうと、”台所”と”廊下”のスイッチの出っ張り方が揃わないということ。

玄関のところにある4つのスイッチも同じです。この状態で全部の照明はOFFですが、”廊下”のスイッチだけ飛び出方が逆。

大したことではないですが、なんかスッキリしないですね。

交換後

交換後は、そもそもスイッチのオンとオフでハンドル部の位置が変わらないので、以前の様に気にすることが不要になりました。写真では、”廊下”の照明が付いている状態ですが、スイッチの高さは同じ。

全部の照明をOFFとしても、スイッチの高さはそろったまま。

あ~、気持ちがいい。

まとめ

電気工事士の資格が必要ですが、スイッチ自体の交換はとっても簡単です。また、ちょっとおしゃれになった感じ。(スイッチの出っ張りもきれいに揃う)

スイッチは全部で14か所ありましたが、結果的に、正味の交換は約1時間半です。意外と早くできました。費用も1か所あたり千円位でしょうか。

新年度にもなり、世の中も動きだしてきているので、気分を一新するためにも、スイッチ交換などしてみてはいかがでしょうか。

 

【超簡単】照明スイッチをタイマー付きスイッチに変える

居間の照明スイッチをタイマー付きスイッチに交換しました。ひさし振りの電気工事です。現状のものは、古いタイプ(といっても電気工事試験ではこれで出ますけど)です。

動機

スイッチを変える動機は

  • 防犯対策(不在時にも電気が付いたり消したり)
  • インテリア(スイッチ面がワイドタイプのもの)
  • 電気工事士の腕が落ちない様に

と言ったところですが、DIYの延長なので、思い立ったからですかね。

材料選定

条件としては、

  • 既存スイッチと交換可能
  • オンオフ時刻が設定可能

くらいですが、ネットで探すと丁度いい物が有りました。

Panasonicのコスモシリーズワイド21のあけたらタイマというものです。カタログの歌い文句です。

ただ、残念なのは、色が白しかない事。仕方ないので、ポチりました(ついでに居間のスイッチは全部このタイプに統一します)。

 

いざスイッチ交換

Amazonから届いた部品です。緑の箱がお目当ての物です。

最初に何といっても安全確保。ブレーカーの位置確認して、交換するスイッチに対応するブレーカを落とします。

ついで、既存スイッチの取り外し。現状は、こんな感じでした。黒線が電源側、白線が電灯側(と思う)。

タイマースイッチの取り付け。電線のストリップ長は12mmで、これをちゃんと守らないと接触が甘くなるので、重要。測ってみると、現状でも12mmでしたので、特に作業は不要。

あけたらタイマの後ろに、施工説明書に従い電線を配線します。今回のスイッチは、3線、2線式ということで、オプションのスイッチを追加すれば2か所から操作できますが、今回は使いません。本当は2線式というのも(WTC5331)もあり若干安いんですが、ハンドル(スイッチを押すところ)が小さいので止めました。

あとは、スイッチボックすにネジどめすればあらかたの作業は終了と言ったところで、問題発生。

なんと、スイッチボックスに止めるネジ穴がないではないですか。タイマ設定部(内臓)を兼ねたハンドル部が大きいので、もともとのスイッチボックスに止める位置のネジ穴が隠れています。

もとのスイッチ枠とならべて裏から撮ったところ。枠には同じ位置に穴がありますが、ワイドハンドルが邪魔でネジしめできません。

さー、どうする?ワイドハンドルのスイッチは始めてでしたが、なんか、特別な止め方があるんだろうかと、ひとしきり思案。カバー用のネジの左右に穴が開いているので、これを使うんだろうか。でも、これだと、スイッチボックスに受けのネジが無いし、困った。

しばらく考えあぐねた結果、簡単でした。

なんと、ハンドル自体が外れるではないですか。タイマ部のカバーを兼ねているハンドルなので、外せるなんて全然思ってもみませんでした。

その後、施工説明書を見てみると、ちゃんとハンドルが外せることが書いてありました。

でも、施工手順にちゃんと、ハンドルを外してから付けてと書いてあっても良いじゃないですか。初めて施工するときは、この手順を読むんだから。タイマの操作方法なんか書かないで(これは別の取り扱いのシートがあるので)、重要なことを書いて欲しいと思うのは、私だけ?

ということで、無事、スイッチボックスにネジ止めすることができました。めでたし、めでたし。

ワイドハンドルをスイッチ本体に装着し、化粧カバーを付けて、スイッチ交換は終了となりました。ここまで、正味、20分位ですが、ネジ穴が無いと騒がなければ、5分も掛からなかったと思います。

操作方法&感想

ブレーカを復帰させて、使ってみました。

まず、スイッチ操作(ハンドル)が軽いです。他の照明用に単なるスイッチも買ってますが、こちらは、“カチッ!”という感じですが、あけたらタイマのほうは、”カチッ”という感じ。あと、作動表示ランプ(緑)が正面からでないと見ずらいかなと思う。

最初は、タイマを使うために、時間合わせ。カバーを開けて時間設定の上下矢印ボタンで合わせます。

オンオフ時刻設定は、設定ボタンを長押しすると、入り時間、切り時間、遅れ消灯時間(スイッチをオフにしてから照明が切れるまでの時間)がそれぞれ設定できるようになってます。

最後にモード設定。タイマボタンで設定します。解除は、タイマ作動なし。留守/定刻でタイマ作動ありです。留守にすると設定時刻に対して実際に作動する時間が30分の間でランダムに変わります。

操作方法としては、いたって簡単。カバーの裏に説明書きももありますが、多分読まなくてもわかります。

最後に

途中、少し焦りましたが、スイッチ自体の交換はとっても簡単<注>で、スイッチ自体の見栄えも、おしゃれになった感じ。防犯機能が果たして効果があるか(これは、泥棒さんによるんでしょうね)分かりませんが、少なくとも照明の切り忘れ防止には役立つかと。

今回のスイッチ交換が、何かの参考になれば幸いです。

<注>:簡単と言っても電気工事士の資格が必要です。

おまけ

居間の他のスイッチも雰囲気を合わせるために交換する予定でしたが、フレームがまだ届いていないので、結局、今日はできませんでした。できたら、一応写真はアップしておきます。

(2023/3/1更新)

ようやく部品(プレート)が届いたので、スイッチ交換できました。

掛かった金額は、

 あけたらタイマ側:¥6,897

 ダブルスイッチ側:¥1,606

でした。タイマは高いですが、単なるスイッチはそれほどでもないので、順次変えていこうかと思ってます。

 



 

 

3Dプリンター遠隔モニター装置を作る#3

Amazonで頼んだリレーが届いたので、遠隔モニタ装置の製作を進めます。ちなみに、ケースに付けたM3ナットは、瞬間接着剤でシッカリつきました。

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AC100Vリレーの組付け

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リレーモジュールは、コンセントとスイッチの間の隙間に組付けます。どう固定するかを考えた結果、埋込枠にブラットを立てて、そこに固定することにしました。

当然、ブラケットは、3Dプリンタで印刷です。

取付ブラケット

トライアル1回を経て、完成したブラケット。寸法的にもほぼピッタリ。一番苦労したのは、印刷時のはがれですね。どうも白色のPLAは、付きが悪いようです。

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埋込ブラケットに取り付けたところ。この状態だと、リレーモジュールの端子の締め付けネジにドライバが届かないので、端子に電線を付ける時は、モジュールを一旦外します。

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表から見たところ。埋込用ブラケットにピッタリでグラつきも無いのが良いです。流石3Dプリンター

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VVF Φ1.6の電線は、硬くて細かい細工には不向きですね。何とか、ペンチで整形して配線しました。ケースにもギリギリで当たらない配線になってます。

AC100ラインから、コンセント(左)の接地端子(W)と、スイッチ(右)の空き端子に接続してあげれば、ここは完成します。

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ラズパイインターフェース

ラズパイとAC100Vリレーモジュール間のインターフェース回路。と言っても、トランジスタとリレーで、論理を反転させているだけですが。2SA1015を使って、電気的に論理を反転させることも考えましたが、電源OFF時の動きが不定なるかもということで、まずは、リレーで確認してからにします。

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AC100リレーとラズパイを中間のリレー経由で繋いだところ。インターフェース用のリレーも、AC100Vリレーモジュールも5V電源は、ラズパイからとっています。ラズパイからの制御線は、電源オン時に0VとなっているGPIO4(pin7)を使ってます。

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仮組

ラズパイの固定用の細工がまだですが、仮組してみました。ラズパイの電源は、コンセントにACアダプタを刺し、そこから供給する予定です。(3Dプリンタ用の電源も同じコンセントなので、二股コンセント要ですが)

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ラズパイの固定は、ラズパイ用のアクリルケースの裏にM3のネジを接着して裏からネジ止めします。

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ということで、瞬間接着剤が完全に固まるまで、時間を置くことに。続きは明日行います。

今後

AC100ラインを結線し、作動確認を行っていきます。ただ、一つ懸念があります(詳しくは次回)。よろしかったら、お付き合いください。

ps:ラズパイの動きが、やっぱりおかしい。再起動繰り返すと正常になるんですが。

 

ガーデンルームに電気を通す(その3)

LED照明他の残った部品を買って、残り作業を進めます。

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追加部品購入

LED照明、スイッチなどの残りの使用部品です。

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アップコンセント部の改良

アップコンセントの床下部は、本来、屋内の隠れたところになるはずですが、今回は、ガーデンルームに付けるので床下は屋外です。アップコンセントの穴あけの試しに使った板に付けるとこんな感じ。なので、アウトレットボックスで全体を覆ってしまうことにしました。高さ的にもちょうど良いです。

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寸法的にもちょうど良い感じです。

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床板に穴を開けたと同じ要領で、電動トリマーで穴あけをしました。

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こんな感じになるはずです(写真は、床下側から見たことになる)

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実際に、アウトレットボックスをガーデンルームの床下に設置します。下からのネジ止めで、地面に寝そべっての作業で、結構苦労しました。

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PF管を配管したところ。露出部分が無くなりスッキリしました。あとは、上からアップコンセントを取り付けて配線するのみ。(写真では蓋がしてあるように見えますが、まだ付けてません。下側からもアクセスできるので、いろいろ便利かと)

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スイッチ取り付け(ガーデンルーム柱)

薄型のホタル付きスイッチです。ちょっとは見栄えが良いです。

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ガーデンルームの柱に取り付けたところ。

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配線も付けて、モールも蓋をしました。終端は、最後に結線します。

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LED照明照明取り付け(ガーデンルーム天井)

ガーデンルーム天井(フレーム)に取り付け用のネジを付けたところ。ここに本体取付用のプレートを引っ掛けて固定してから、本体をはめ込む感じ。

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本体への電線は、取付面から来ることを想定しているようで、ガーデンルームフレームの上からは電線を通せないので、本体端のカバー横に穴を開けて、電線を通すことにしました。

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本体に電線を付けたうえで、天井に固定しました。電線は、右のカバー横から出ています。あともう1本取り付けて、とりあえず固定は完了。

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布線(PF14管)

PF管の中に電線を通します。PF管の長さが長くて2m位なので、VVFケーブルをそのまま送っていく感じで割と簡単に通すことができました。が、その後、アース線を通すところで結構大変でした。既に通したVVFケーブルを微妙に前後させたりしながら、それに合わせてアース線を送りこむ感じで、ちょっとずつ通して何とか出来ました。

・アップコンセント~WPコンセント(物置)まで。写真ではまだアース線は通す前

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・アップコンセント~アウトレットボックス。ここは短いので比較的楽

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・WPコンセント(既設)~アウトレットボックス。結構大変でした。

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・ガーデーンルーム内のLED照明への配線。これは、モールで配線したので、とっても楽。モールの色を白を買ってきてしまい、ガーデンルーム(薄いベージュ)と微妙に合ってないのが残念。

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結線

ここまでくれば、あとは一気に結線するのみ。

WPコンセント(物置側)

ワイヤストリッパーで被覆を剥いて、WPコンセントに刺すだけ。電気工事の試験が初めて役に立ちます。

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これで、WPコンセントは完成。

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アップコンセント

アップコンセント部分は、線が2方向からくるのとアース線の処理があるので少し大変です。まずは、必要な配線被覆を規定の長さでストリップ。なお、アップコンセントはアース端子は1つ(ネジ)しかないので、リングスリーブで接続することにしました。それも、Φ2.0のアース線なので、ここだけ”中”のリングスリーブを使っています。

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配線をアップコンセントに差し込んで裏カバーをはめたところ。アース線はこの後、結線します。線が固いので、なかなかやりずらいです。(この後の写真は撮り忘れ)

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LED照明

LED照明(2台)を分岐するところ。これも、電気工事の実技試験用に何回も演習したので特に問題なし。ただ、ガーデンルームの天井付近の狭いところでの作業なので、それが大変ですね。

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電気工事士試験では、絶縁処理は試験対象外でしたので、ネットを調べてテープで絶縁処理しました。テープにテンション掛けながら1/2オーバラップでテープを巻くのが、なかなか難しいです。どうしても同じところを2回位巻いてしましますが、オーバラップ量が多くなる分には影響ないでしょう。あと、ガーデンルームの透明パネル(かなり汚れてますが)から、日光が差し込んでくるので経年劣化がちょっと心配です。何かカバーの様なものをと考えましたが、今日は、このままです。

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スイッチ

LED照明のスイッチからの立ち上がり部分です。これも、ガーデンルームの天井付近で結線することに。なぜかと言うと、スイッチへの配線は上から下がってくる前提で、スイッチの切り欠きが付いていましたので。

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同じく、絶縁処理。

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アウトレットボックス

アウトレットボックスは、ガーデンルーム下に設置したため、作業姿勢が疲れましたが、特に問題無く処置できました。

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配線を押し込んで、蓋をしたところ。

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WPコンセント(既設)

ここでは、配線被覆を剥いだだけ。コンセント裏の差し込み口に電線を差し込めば完成です。

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検査、通電

全体の結線が済んだので、WPコンセント(既設)のところで、回路点検。

と言っても、接地、非接地側の線間でショートが無いこと位しか確認できませんが。一応、念のためテスタの最高レンジで、大地(アース)との間に通がないことも確認しました。

当然、問題はありあませんでした。

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一旦、WPコンセントへ給電するブレーカをオフにして、最後の結線を行いました。配線が短めで、コンセントが劣化しているのか、電線差し込み口がきつくて、差し込みがなかなかうまくできませんでした。

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完成

全て結線を終えたので、WPコンセントのネジを締めて完成です。今回の作業時間は、昨日、今日でそれぞれ約3時間でした。

アップコンセントにて、正しく給電できていることを確認しました。

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ガーデンルームの照明も問題なしです。写真では分かりずらいですが、結構明るいです。スマホのアプリで照度を測ると150LXになってました。

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おわりに

今回初めて、電気工事を行いました。全体での作業時間はトータルで12時間ほどで、3日に分けて実施しました。部品が全部そろっていて集中してやれば、土日で完了する内容と思います。

電気工事士の試験では、配線被覆剥ぎ、整形、結線しかないですが、アウトレットボックスの加工&固定やPF管の設置、結線後の絶縁処理など、やることは沢山で、DIYとしては、やりがいのある内容でした。

まだ、ガーデンルームという比較的オープンなアクセス容易な場所でしたので良いですが、家の中の配線工事となると更にレベルが上がるのかなと思います。

 

以上で、ガーデンルームに電気を通す工事は完了です。最後まで御覧いただきありがとうございました。DIYで電気工事をやってみようという方の参考になれば幸いです。(ちゃんと、資格をとってからやってくださいね。取得自体は、そんなに難しいものではありませんので)

ガーデンルームに電気を通す(その2)

Amazonから部品が届いたので、工事を開始します。

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部品到着

使用部品を並べてみました。まだ、LED照明、スイッチなどは物色中で購入していません。まずは、コンセントの増設から進めます。

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配電状況の調査

自宅の配線図がもらえていたので、それを参考に外壁についているWPコンセントのブレーカを探しあてます。配電盤にあるブレーカのところに、場所の名前が書かれていましたが、全然、あてになりませんでした。テスターとか検電器(未入手)を使うのが本来でしょうが、スポット照明用のクリップライトを使いました。

穴あけ治具作成

アップコンセントの穴(Φ85)用の専用治具です。電動トリマのサークルカット治具は、追々作るとして、今回必要なΦ85専用です。

電動トリマのベース寸法を測り、プリンタで穴あけ位置を示した図面を印刷。写し穴で、治具を作りました。

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電動トリマに装着したところ。

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いきなりガーデンルームの床に穴を開ける前に、古いガーデンルームの床板を使って治具&電動トリマを試してみました。3ミリづつ削っていき、時間はかかりますが、きれいに穴を開けることができました。初、電動トリマで、多少緊張しましたが。

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穴あけ(ガーデンルーム床)

最初に、穴あけです。

アップコンセント取付部

実際に、ガーデンルームの床に穴を開けます。

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ガーデンルームの隅で、少し電源コードの取り回しが面倒でしたが、本番もきれいに開きました。

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配線立ち上げ部

ウッドデッキ下部に取り付けるアウトレットボックスから、LED照明用に立ち上げる配線穴です。本当は、写真左側の柱のすぐ後ろが配線が隠れてベストポジションでしがた、ウッドデッキの根太があって断念。壁(家)側の隅に開けることに。

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Φ20のドリルビットで開けたところ。この後、PF管Φ14が通らないのが判明し、Φ25のドリルビットで追加加工してます。

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ボックス類取付

つぎは、ボックス類の取付です。PF管の位置を決めるためには、最初にボックスが取り付いている必要があります。

アウトレットボックス取付

取り付ける前に、ボックスの穴を打ち抜いて、PF管用コネクタを固定します。これが、しっかり締め付けるのが、なかなか大変です。コネクタのPF管固定用のスリーブを回すと直ぐに緩んでしまう。

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ウッドデッキの束柱に固定したところ。

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WPコンセント(物置側)

WPコンセント用のコネクタ付きボックスです。WPコンセントの壁固定用プレートをボックス前面に固定し、ここにWPコンセントを固定します。これで、PF管から直接、WPコンセントに配線することができます。

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ボックスの上に、WPコンセントを置いた状態。

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物置近くのウッドデッキ下部にWPコンセントを設置します。ここは、丁度、デッキから下に降りるところなので、邪魔にならないように、少し、コンセントを奥まった位置に付けたかったので、取付用の板をウッドデッキにネジで固定。

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そこに、コネクタ付きボックスを取り付けました。この上に、WPコンセントを付けると、丁度、床板に隠れて上から見えなくなります。

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WPコンセント(家側)

既存のWPコンセントの所に、コネクタ付きボックスを取り付けます。

ネジを外して、WPコンセントを外したところですが、結構、年季が入ってる感じです。屋外って、シビアな環境なんですね。

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ブレーカを落として、WPコンセントから電線を外し、コネクタ付きボックスを壁に取り付けました。ネジの1つは、既存の穴を流用。

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配線を接続し、WPコンセントを付けたところで、一旦、復元。ガーデンルームへの配線は、全体ができてから、再度、接続しなおします。

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PF管設置

いよいよ、配線保護用のPF管を設置していきます。

コンクリート基礎部

まずは、WPコンセントからアウトレットボックスまで。ここでは、コンクリート基礎に止めることにしました。まずは、コンクリート用ドリルでΦ5の穴を開け、プラグを打ち込みます。

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後は、PF管用サドルを使ってネジで固定するだけ。低い位置の作業なので大変でした。PF管が思ったより硬いので、60cm間隔で止めただけですが、たるみもなく、割と綺麗にできたと思います。

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アウトレットボックス近く。PF管を少し短く切ってしまい、結構、ぎりぎりで止まっています。

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ウッドデッキ束柱

ウッドデッキ下部は、束柱にPF管を固定しました。束柱の間隔が広かったので、若干、垂れ下がっていますが、何とかなるでしょう。(黒い配線は、暫定的に使っている延長コードです。電気工事士資格取得前だったので、電線を引っ掛けているだけで、固定はしていない)

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アップコンセント取付付近です。ここは、PF管を固定できていないので、どうしようかと思案中。やはり、アップコンセントの下部にアウトレットボックを置いて、PF管を固定るするようにするしかないかと思ってます。

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物置側のWPコンセントへの配管です。ここは、PF管が曲げられないので、PF管が垂れ下がっているままです。

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PF管は、まだ床の穴から出ているだけ。

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ここまでやって、本日の作業は終了。正味、6時間位の作業でしょうか。

PF管に電線を通す位はやってしまおうとも思いましたが、まだ、LED照明あたりの布線が決まらないので止めました。

今後の作業

ということで、以下の作業が、今後の作業になります。まずは、LED照明を買うのが先決な気がしますが、場合によっては、コンセントだけ先に使えるようにするかもしれません。

  • LED照明照明取り付け(ガーデンルーム天井)
  • スイッチ取り付け(ガーデンルーム柱)
  • モール取付(ガーデンルーム柱)
  • 布線(PF14管)
  • 配線

   WPコンセント(物置側)

   アップコンセント

   LED照明

   スイッチ

   アウトレットボックス

  • 検査、通電

前回も書きましたが、電気工事って、電線の加工ってほんの一部であとは、工作作業ですね。

つたない、作業メモですが、何かのお役に立てたら光栄です。

ガーデンルームに電気を通す(その1)

電気工事士の資格を取って、はじめてDIYに活用することにします。

物置のワークスペース化計画の続きで、照明を付けたいというのが動機ですが、まずは、隣にあるガーデンルームに電気を通すことにします。

baum-kuchen.hatenablog.com

全体構想

既存の屋外防水コンセント(図左)から、ガーデンルーム内の配線を追加する構想。配線図は以下の通りです。

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部品・材料

主な材料です。

VVF 1.6-2C、アース線

PF14管、PF14管コネクタ、PF14用サドル

LED照明、スイッチ、モール

この他、リングスリーブ、タッピングスクリューなど。

ガーデンルーム内コンセント構想

まず、アップコンセントを埋め込む穴を空けます。手っ取り早いのは、大口径のホルソーを使えまば良いんでしょが、多分、φ85のホルソーなんて、1回しか使う事はないと思われるので、大分、勿体ないです。

と言うことで、半ば無理やり理由付けして、電動トリマーで穴を空けます。

作業工程の整理

全体の作業工程を列挙します。電気工事士の試験では、例題に基づく配線のみの実技でしたが、実際の工事では配線はほんの一部の作業で、ほとんどが、いわゆる工作の世界といのが改めての実感です。

  • 配電状況の調査
  • 穴あけ(ガーデンルーム床)

   アップコンセント

   配線立ち上げ部

  • LED照明照明取り付け(ガーデンルーム天井)
  • スイッチ取り付け(ガーデンルーム柱)

  • ボックス類取付

   WPコンセント(2か所)

   アウトレットボックス取付

  • PF管設置

   コンクリート基礎部

   ウッドデッキ束柱

  • 布線(PF14管)

  • 配線

   WPコンセント(家屋側)

   アウトレットボックス

   アップコンセント

   WPコンセント(物置側)

今後の作業

ただいま部品調達中。明日、大体そろう筈なので、ぼちぼち作業を進めます。

まずは、先日買った、電動トリマーでの穴開け用の治具を作らないと・・・。

 

 

 

 

 

第2種 電気工事士への道 #47(電気工事士誕生)

電気工事士誕生

  資格取得を志してから、約1年、無事、第二種電気工事士になることができました。

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免許申請が1月末でしたので、約3週間で免状が届きました。

それにしても、安っぽい免状ですね。台紙に写真を張り付け、パウチしただけですから。裏面の住所記載欄も、パウチのままなので、つるつるでサインペンでしか書けません。

 

 まあ、これを誰かに見せることもほぼ無いと思うので良しとしましょう。

これで、晴れて、合法的にDIYで電気工事ができます。